心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

好きなんです

2017年06月07日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

好きなんです
誰も気にとめない片隅で
ひっそりとそこにいるものを見つける
それがなんだかわたしの胸にポッと光を与えてくれるようで

はあとの形に見える
あなたはそこでただそこで

わたしだけが見つけた宝物
少し影をずらすと
日が当たりますよ

好きなんです
小さくもいのちの火が絶えないことに
気づかせてくれることが

若い娘さん二人が犬を連れて通り過ぎる
土手の下に続く階段の途中で体を折り曲げかがんでいるわたしを
なんとも不思議そうな顔で見ていく
一体そんなところに何があるというのかと
問いたげな顔で

いいんです
誰も気づかなくても
わたしだけが見つけた
小さな小さなあなたが
そこにいるだけで
今日という日がいつにもまして輝いてみえるんです

※※※

昔の印刷物が入った箱を整理していたら、あの頃はまっていた占いを印刷したものが出てきました。自分の未来に不安だらけだった十数年前。一体これからどうなるのだろうと。
占いは結構なページ数で、不思議なことに今読み返すと「人生で悪いこと」が起きると予言された年月は今読み返すとすでに過ぎてしまっていました。そして「人生で良いこと」が起きるのはまだこれからでした。
でもきっとこの占いを読んだあの頃のわたしは良いことが起きるのがずっと遠く感じられていたのでしょうね。そしてたぶんあれこれと気を揉んだ時期もあったのでしょう。でも、今は少しも残っていません。くすぶり続けるのかと思いましたが、今は悪いことがあったの? と思えるような気分なのです。
それになんといっても、良いことがこれから起きるんですから。それがどんなことなのか、見当もつきませんが、長い人生の終焉に近い方で良いことが待ち受けているってなかなかいい人生だとにんまりほくそ笑んだのでした。

※※※



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2 コメント

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同じ! (ぱりまり)
2017-06-07 11:45:07
思わぬとことに思わぬ植物を見つけたとき、私もよく道端にしゃがみ込んで、独り感嘆したり観察してしまったりするのですけれど。
そのたびに、背後を行く人々が「何があるの?」「何か珍しいものでも?」と言った風情で私を覗き込むんです(笑)
けいさんとおんなじ状況!

興味を持つものも、見つけて倖せを感じるものも、人それぞれ。
多少『変な人』扱いをされようとも(笑)、私が倖せだからいいんです*


母がよく「“今”がいちばん若いんだから」とくちにします。
明日になったらまた一日分歳をとるのだから、“今”を生きろって意味なのでしょう。

いいことも悪いこともそれは“今”起こっていることで、明日になったらまた状況も気持ちも変わっているかも知れない。
過去でも未来でもなく、“今”をどう過ごすのかが明日への鍵になるんじゃないかなぁなんてことを、母の言葉を聞くたびに想うのです。
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ぱりまりさんへ (けい)
2017-06-07 12:43:59
「私が倖せだからいいんです」
本当にそうですよね。
自分が倖せだと思えることが他人にはどうでもいいことだと見えたりするのはよくあります。でも他人は自分じゃないし、右倣えで港同じものを好きにならなくたっていいんです。自分の胸の内に素直に感動していけたらなあと思います♪
今を生きる、という言葉は映画とかにも使われていますが、昨日より今ですよね。今の過ごし方のいかんによって明日が変わる、長いスパンでみたら今の自分の過ごし方が遠い未来に引き継がれていたり。人生は楽しいと思えるような、そんな日々になれるようでありたいなと思います♪
ぱりまりさんのお母様の言葉、とっても分かります。
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