心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

母の手作りバッグ

2017年01月16日 | 母のこと
まだ母の手が今ほどの痛みもなく、リュウマチの薬も飲めば痛みが和らいでいた頃のこと。今から20年以上も前なのだろうか。
わたしが今ほど実家に足繁く行くことは出来なかった時期、裁縫も好きな母は着なくなった洋服をバッグに変えるということを楽しんでいた。ときどきわたしが持っていくもう着なくなった洋服、母も着ることがない若すぎる?服は誰にあげるわけでもなく母の手作りのためのものになっていた。

母の所に行くと押し入れの前でなにやら沢山の物が出ていてそこら中に散らばっている。
わたしが行く前になんとか自分で出しておこうと思ったらしい。出すことは出したが、後は物を寄せることも何もできず、籐いすにドスンと座り込んでいた。わたしの顔を見てちょっとばつが悪そうな顔をしたが、安心した顔に変わった。
「あらあ、何していたの」というと、押し入れの整理をしようと思ったけど物をこれ以上動かすことが出来なくなったのだそうだ。
笑いながら「どこにどれを入れたらいいのか指示してちょうだい」と言うと、処分するものを決め(それがなかなか進まない)、ようやく元の場所に戻すことが出来た。
そのとき、引き出しの中から出てきたのが洋服で作ったバッグの数々だった。
「可愛い!」
「それはお前のワンピースだよ」
「そういえばこんなの着てたなあ。あっこれ、知ってる知ってる」
「柄が良くてね。取っておいたんだよ」
デザインもそれぞれ工夫している。布を見て、今度はこんなデザインにしてみよう、それともこういうのがいいかな、と考えるのが楽しいのだそうだ。

冒頭のバッグは生地がシャーリングになっていて、それを利用して作っている。持ち手の形がキュートだなと思っている。軽いし、重い物を持てない母には格好のバッグだろう。
だが、今はもうほとんど持ち歩かない。
こんなにあるならフリマとかで販売したら? と言うと、人様に買ってもらえるほどじゃない、恥ずかしくて人前に出せない、の一点張り。
そうかなあ。
すごくいいと思うんだけど。
他にもあったバッグ、写したけど写し方が良くなかったので後でもう一度写してみよう。
綺麗に写せたらまたここで紹介したい。

母の手仕事、他の方にも見せたいもの♪



錦織選手第一試合放映中

2017年01月16日 | ほんのすこし
ただいまNHKにて錦織選手の全豪オープン生放送中。
録画していたと思っていたら・・・あらら。
録画になっていなくて慌てて見ている。作業中断(笑)。第一試合、相手はグズネツォフ。第一セットを落とすも第二セットは圧倒して取る。ただいま第三セット。
互いにシーソーゲーム。どちらもここで落としたら敗退するのだから、力が入る。

ところで、暑そうだ。
なんとも暑そうだ。

窓の外を見れば白い雪景色。
この両極端な世界が混在する時間、なんとも不思議。でも暑いのはテレビ画面の世界だけ(笑)。
ストーブは設定温度21度で部屋の温度は22度になっているというが、体感温度はちっとも暖かくない。冷えびえとしている。
第三セット3-3になった。錦織選手ブレイクでできるか? 
相手はダブルフォルトを連続したぞ。
ここはチャンスかも!

よし! 4-3 錦織がリードした!
相手にちらりと気持ちのダウンが見えた気がしたのはわたしだけ?

あと2ゲーム先取できれば次の試合が見えてくる。錦織選手頑張れ!

もう片付け整理は後回しだあ~

あれ? そうか5セットマッチだったのか・・・ まだまだ長いなあ。

第三セット 6-4 で錦織セット取った!

さあ、今度は第4セット。ここで決めたらいいけど。フルセットにならないよう早く試合が終わってほしいなあ。見てるだけでハラハラしてしまうよ。

※※※

結局、フルセットになり辛くも勝ったが、3時間超の長丁場が次の試合に響かなければいいのだけど・・・
次も頑張ってほしい!

※※※



酉年なので遅ればせながら

2017年01月16日 | ほんのすこし
ここ数日、あまりにも雪が多くて家の中にこもる。
母のところに行くことはあってもスーパーと実家、我が家の三角パターンから外れる行動はなし。

で、家の中で何をしていたかというと、先に書いたバッグの整理。
それと同時にタンスの上に長い間置いていたかなり大きなトランクの中身を整理。
中には色々な物が入っていて。ずっと探していたお皿も出てきた。



これはシルエット と言うシリーズらしいが、どんな童話なのだろうか。
出ているのは、ガチョウと少年と少女、そして猫と犬









こびとさんを二人で取り合う?



これは互いのおもちゃを持ち寄った?



逃げ出してどこへ行く?



順番も何も分からないけど、あれこれと童話の内容を考えて楽しんだことを思い出す。
布で拭き、また包んでしまい込んだ。広げてみたけど以前のように飾るスペースが無いことに気づいた。でもどこにしまい込んでいたのか分かったので安心だ。
ネットオークションにはまっていた頃の戦利品なり。

全然見かけたことが無いので、ネットで調べたけど詳しいことは分からず。でもまあ自分で楽しめればいい。

このお皿を見つけた中に冒頭の鶏さんもいて、他に羊さんや馬がいる。申はたぶん申年の母にあげたと思う。
今年は酉年なので、せっかく見つけたので飾ることにした。ちょっとシュールな感じの鶏さん、小さいから場所は取らないし。

さて、今日の片付けをしなくては。
外はすっかり雪国だ。


劣化

2017年01月15日 | ほんのすこし
昨日は予想通りの雪。
母に連絡を取ると、今日は来なくていいからたまにはしっかり休めと言われた。
ぼたぼたと落ちてくる雪の空を見上げながら、甘えるか・・・ と決めた。駐車場の車の上にはどんどん雪がたまっていく。あぁ、明日出かけるときが大変だなあと思いつつも外に出て雪を寄せる気にはならない。寄せた後から降り積もるのがわかるから。
今朝、駐車場を見下ろした。わたしの車が一番雪をかぶっている(笑)。一晩で雪の世界に埋もれている光景。窓の外に10数年で伸びきった樹のてっぺんが見える。それも雪に覆われている。空は全て白く、後から後から沸いて出てるかのように雪が降っている。

昨夜の夜中はひっきりなしにここぞとばかり除雪車が動いていた。すぐ脇の小径を何度も行き来する音が高く、なかなか寝入っていけない。
でも、これも仕事だ。日中にやったらそれこそ大変なことになる。こんな時間に働かなければならない方の仕事の大変さを思う。悪いねぇ、こっちは布団の中で・・・
そんなことを思っていたらいつのまにか眠っていた。

昨日は、母から「休みなさい」と言われたので、ずっと出来なかったバッグの整理と手入れをすることにした。押し入れや棚などに置いているバッグのほとんどの物を出してきて広げた。
改まった席用のバッグは使用頻度が少ないので案外綺麗なままだった。だが、良く見ると皮が擦れている箇所があったり、溝に埃が入り込んでいるものもあった。柔らかい布で拭くと少し皮が光る。金具の劣化も眼鏡拭きで拭くといくらか良くなる。
今ではほとんど使わない大きな旅行用バッグ。二つあるうち一つだけを頻繁に使っていて、もう一つは一度も使っていない。なぜかって、本体が重いからだ。重すぎると中身を入れたときにどれだけ重くなるのだ? ってやっぱりいつも使っているものに手が行く。それでも処分する気にならないのは、イエローのその明るさが棚にあるとなんだか見ているだけで気分が上がるからだ。
これはこれでこのバッグのわたしへの効能なのだろう。

普段使いのバッグもかなりあるが、やはり好んで使うバッグと一度二度しか使っていないバッグに分かれる。今使っているバッグはかなり使い込んでいる。一番使っているかもしれない。
ぱりっとした形のバッグはその形が崩れると嫌だが、くたくたになってもいい皮で出来たバッグはそのこなれた感じがまた経年の月日を感じさせてくれるから好きだ。それでも時々休ませてあげないと長く使えない。
以前夏場にすごく好きで使っていたバッグがある。



このバッグはとても気に入っていて、どこへ行くにも持っていった。
何種類かの皮がパッチワーク風に繋がっていて、面白いバッグ。それぞれの皮の風合いの違いがまた良かった。

今回よくよく見たら、もうこれは使えないかもしれないなと思った。



皮が劣化している。ひび割れているのだ。



角が擦れているし。



繋いでいるものが外れている。これは補修できるだろうけど。

内部に関しては帆布が黄ばみ、底や取っ手の皮も黄ばみが見られる。

あぁ、それでも・・・ これを捨てるには忍びない。
分解してみようか・・・ ふと思った。

劣化した姿を見ると、時間の流れを感じるが、喜んでこれを持ち歩いた頃の自分が今より少しは痩せていた気がしてそんな自分がいたことを忘れたくなくなる。もう一度もう少し痩せた自分に戻れないかなと。
劣化を修復したら、自分も戻れるか? なんて全然関連性のないことを考えながらバッグを見ていた。

さあ、今日は晴れ間を見て雪を寄せ駐車場から脱出しよう♪
無理かな・・・(笑)

面白い!

2017年01月14日 | ほんのすこし
今日から始まった『スーパーサラリーマン左江内氏』
録画していたのを先ほどから見ているが、これ面白い!
これまで土曜の午後9時台の1時間ドラマはスルーして2時間ドラマを録画してきたのだけど、今回は2時間ドラマをリアルタイムで見てこのドラマを終了後に見ている。
なんといっても堤真一さんが面白い。
それに他のメンバーもそれぞれに個性が強くて、部下の賀来賢人さんも「えっ?」と思わせる演技だったりして思わず何度も笑ってしまった。

悪にはめっっぽう強くても家族にはこてんぱん、それでもなんだかひょうひょうとした感じで、普通あんなに奥さんに上から目線で言われたら怒るでしょ? って思うぐらいなんだけど、それがなんだか壺にはまってしまう。
今回のドラマ、色々録画したりリアルタイムで見ているけど、楽しい・面白い・笑えるというのではこれが一番かもしれない。たまには笑えるドラマを見るのも気持ちいいものだ。

最近、泣けるドラマはちょっと見たくない気分。
笑って過ごす時間がいいなと。

泣き笑いはいいけどね。

第二回に期待したい。

やっぱり荒れそうです

2017年01月13日 | ほんのすこし
午前中は晴れた部分も見えた空が今はすっかり白っぽくなって冬景色になってしまいました。
雪も降り始めました。
寒波到来だとか・・・
こんなことなら午前中に出かけて早めに戻ってくるんだったなあ、と今更ぼやいても仕方がない。
これから寒い外に出ていくことにします。

出かけるのが遅くなったのは、ハンバーグ種をパイ生地で包んで焼くという前に紹介したものをもっとボリュームアップして作っていたからです。前に作った時は母に中身が固いと駄目出しをされたので今日はリベンジしようと思ったのです。焼き時間と温度設定を今度は変えてみました。レシピも何も無い、適当に作ったものなのでどうなるか・・・
まあ、焼けたことは焼けたので(笑)母のところに持っていきましょう。

焼いている時間にこんなことをしてみました。



猫のグラスの中に。



お気に入りのグラスに。



足つきの器に。

この足つきは中はこんな風になっています。これも好きな器です。



で、肝心の入れた中身ですが、普通の大根と赤大根と紅芯大根の三種類をそれぞれ別の保存容器に酢漬けにしていたものをピックに刺したものです。
四角に切ったものを選んで刺したつもりですが、大きさがまちまちでちょっと見栄えが良くないけど。
一番真っ赤なのが紅芯大根。ピンクが赤大根、白がもちろん普通の大根。
こうして色の並べ方を変えると面白い感じになりました。
ちょっとした集まりとかにこんな飾り付けも楽しいかなと思いましたよ♪

さて、パイ包みの方は美味しくできたかしらね?

山盛りにしてみました

2017年01月13日 | ほんのすこし
赤大根と紅芯大根とセロリの千切り薄切りサラダ、沢山作りすぎて消化しきれない。

お皿に山盛り乗せてみました。
三角山になったら、なんだか夏のかき氷みたく見えました。

生ハムを下にぐるりと。

ビジュアル的には面白いなと思ってパチリ。

このお皿、底も可愛いんですよ。



タイトルが関係あるのはここまで(笑)。

※※※

昨年末に購入したブルーレイレコーダー。
録画したものをブルーレイにダビングする作業がこのところ毎日一度はあって、それが結構ダビングに時間がかかるということが判明。以前のレコーダーは結構時間が少なかったので、これはレコーダーの選択間違えたかな? って思ったんだけど。でも今出ている二層三層のブルーレイにも対応できるというのだから仕方ないか。
永久保存版の番組は早めにダビングしておくことにした。
年末に録画した映画のホビットシリーズやゴッドファーザーもそれぞれ一枚のブルーレイに納めることができた。
今度は連続ドラマの今クール、どれが残しておくドラマかをこれから見定めていく。だから初回は録画を見てどれを残すか決める。
それにしても見るのが追いつかない。地上波だけでなくBSもとなると見る番組が増えすぎて、こうなると番組が多いのも考え物だなあと思う。都会に住むとここよりもっと番組が多くなる。今でさえ迷うのに・・・田舎で良かったと変なところで納得する。

※※※

今日はいくらか青い部分が見える空だ。
夜中に降った雪が車を覆っている。
出かける時にはあの雪を溶かさないと。無理にこびりついた雪を剥がそうとすると傷つけますよ、ってガソリンスタンドのお兄さんに言われた。昨日はとっても冷え込んでいたから、あの寒さの中でわたしが出て行くまで見送っているので「ここにいないで早く戻って体をあっためて」と言ってサヨナラした。いつも明るく接客してくれるのでそのガソリンスタンドはお気に入りなのだ。
寒い中、外で仕事をしなくてはならない人たちがいる。
道路の脇で横風に吹かれた雪を浴びながら緊急臨時水道工事と称して道路に穴を開け工事している人たちがいた。皆、作業服が白くなっていた。横殴りの雪が容赦なく彼らを襲う。
わたしはその脇を運転しながらすり抜けていく。ぬくぬくとした車の中で。
あの人たちは自分の仕事をしているだけなのだろうが、その仕事が出来なかったら困る人がその町内には沢山いるのだ。荒れた天候であっても止めることは出来ない。凍えるような寒さの中であっても手を休めることは出来ない。
わたしは何もしていない。何の仕事もなしえていない・・・

ただ、頑張っている人たちにひそかにエールを送るだけだ。

※※※

太った太った

2017年01月12日 | ほんのすこし
年末年始って、特に今回の年末年始って。
食っちゃ寝、食っちゃ寝って・・・ 当然でしょ(笑)
太った!
太ったのに動いていないし。

その太ったのが顕著だったのが、これ。

冒頭にもあるおにぎり。

お正月の番組でケンミンショーがあった。母と見ていたのだけど、わたし普段はほとんど見ていないこの番組。ふたりで何気なく見ていたら、どの県の話だったのか忘れたけど「味噌つけおにぎり」が美味しいって話題になっていて。他のメンバーは焼きおにぎりにするでしょ、とか反論していたけど。
わたしたちは「それ、あるある。絶対美味しいし」ってテレビに話していた。
見ているうちになんだかすごく食べたくなって。母が「確か冷蔵庫に美味しい味噌あったよなあ」と言うので。



そういえばスーパーで県南の味噌屋さんの特設会場で買ったなあと思い出し。

台所に行き、小さいおにぎりを三つ握った。
あくまでも小さいお握りね。
母が一つ、わたしが二つ。
ペロリと食べてしまった。でも美味しいの。ただ握って味噌をつけただけ。でも美味しいの。
これ小さかったからまだいいものの。普通に握っていたらもっと大変だった。
ちゃんと夕飯も沢山食べた後だったのに、胃袋大きくなってしまったよ。

高級な食材を使ったグルメ番組を見ても全然食べる気なんて起きないけど、すぐ立てばそこにあるもので作れるものを見せられるのって罪作りだわあ。
もう見ない!(笑)
あれから45年・・・違った。あれから数日経ち、未だに太ったままで寒くて動きたくなく。目下の所太りまくり路線まっしぐら。


手をつなぐ

2017年01月11日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

手を引かれてとぼとぼ歩いた
もう歩くのは嫌だった
ギュッと握られた手の大きさに
嫌と言えない問答無用のものが
わたしの体に入り込む

小さい頃
守られていたんだと
そのことを知るのは
自分がかなり年を取ってからで

あの握られていた手の力強さが
親というものなのかと

今は病気で変形した手
手の皮も薄くなり
熱い物や冷たい物に過敏になり
それでもその手から生み出すものがある
それは”生きる”知恵なのだと
母にはいつも驚かされる

今度はわたしが手を引く
不自由なその手を
そっと

※※※

歩こう
前を向いて

たまには立ち止まろう
立ち止まったら
空を見上げよう

なんと贅沢なことだろう
こんな空のもとで
息をしている

深く息を吸ったら
さあ
前に向かって
一歩
それだけでいい

※※※

正月にしたこと

2017年01月11日 | 母のこと
年末年始は母とずっと過ごしていました。
天気も暖かくて、縁側から差し込む日の光にぽかぽかとした気分を十分に味わっていました。
ふたりでこんなお正月も無かったねぇって言いながら。

食べるものも食べ、見るものも見て、あちこち片付けたり語り合ったり。

3日の午後、昨年出来なかったことを話していたら母が
「去年はひとつも絵が描けなかったねぇ」と言い出しました。テレビの後ろの棚に掛けかけた自分の絵を見ながら。
そういえば具合が悪い状態が続いていて、なんだか何もやる気が起きないと話していたっけ。
絵筆を持ったり、絵の具をしぼり出すのも力が入らずイライラするからやりたくないということでした。それに描きたいものが見つからなかったとも。
そういうときは無理しないのが一番だよねって。

でも、やっぱり絵は描きたいらしいので、思い切ってその日母に提案をしました。
ふたりで絵を描いてみない? って。
別の部屋にすっかり絵の道具をしまいこんでいた母。そこから運ぶのも大変そう。全部わたしが準備するからと言って、コタツの上に新聞紙を広げました。
アクリル絵の具やら画材を運び、たくさんあった安物のキャンバスの中からそれぞれが好きな大きさのを選び。母はコタツの上に置き、わたしはコタツの下で。

「一度殴り書きみたいに乱暴に描いてみたかったんだよ」
そういえば、風景画ばかり描いていた母。そんな気持ちもあったのかと新鮮に思いました。
「いいんじゃない、自分の描きたいものをぐいぐいと描いてみたら?」と言うと、どんなものを描いたらいいのか・・・と首をかしげていました。そのうちなんだか筆を取り色を選び・・・
どんどん筆をキャンバスにこすりつけている母。

わたしはわたしで描いたはいいけどちっとも形にならず。
最後は適当に描いて終わって。
それでもふたりで庭の向こうに光る白い世界を見ながら、こんな時間もいいなあなんて思っていました。
「風が吹いているような感じじゃないか?」と母が絵を見て言います。
自分の中に吹く風を表したかったのかもしれませんね。

しばらく棚の前に飾っておこうって。いやいやわたしの絵は下げてほしい。ちっとも納得できていないから(笑)。