渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

モーターサイクルの音

2024年11月16日 | open
 


深夜から明け方。
時計の針はとうに午前3時
を周っている。
♪午前3時の東京ベイは
(東京ララバイ/1978)
ではないが。
モーターサイクルの音が
街に響く。
「あ、あの人が走って行っ
たな」
とマシンの音で判る。
「どこ行くのかな、こんな
時間に」とか「事故らない
ようにね」とか一人思った
りする。
サタディ・アーリー・モー
ニング。
夜から朝にかけては、昼よ
りも街の音がよく聴こえる。
そして、明け方には港から
船の始動音が聴こえ始める。
ここで、ヒュイヒュィッと
いう船の音が響けば、もう
横浜と変わらない。

街に住む。
それは人々の息吹をとても
感じながら生きるという事
なのだと、夜明け前のコー
ヒーを飲みながら思う。

 

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