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一昨日の練習で、怪我をした子がいたらしい。
私は道場にいたわけではないので状況は分からないが、実力差もなく、お互いが一生懸命練習していた中でのことだったらしい。
誰しもが怪我がないよう心掛けていただろうが、柔道をしていたら怪我は避けては通れない話。
これまで、大悟や大晟に関しても、怪我をしたこともあれば、怪我をさせたこともあります。
しかし、記憶に残ってるのは怪我をさせた時のことしかない。
あの、親子共々、
えらいことをしてしまった・・
という何とも言えない罪悪感。
たまりませんよね。
私自身も、中学最後の総体予選で、試合終了のブザー後に相手から一本背負いを受けて左肘を複雑骨折し、そこで中学時代の柔道を終えたのですが、それから数年後、その対戦相手と久しぶりに出会って話をした時に、私を怪我させたことを申し訳なく思い、ずっと後悔の念に駆られていたことを聞きました。
怪我をした私自身は何とも思っていなかったんですけど、相手はそうじゃなかったんですよね。
勿論、怪我をしてしまった選手が一番気の毒ではあり、一日も早い回復を願いますが、怪我が発生した時には、子供達の為にも周囲が大騒ぎしないよう配慮してやらねばなりません。
怪我をした子、その親御さんは、きっと、怪我をさせられただなんて微塵も思っていないでしょう。
怪我防止、そして、精神面の二次被害防止も我々大人の使命だと思います。