子供達の『やる気の芽』を見つけて声をかけ、とにかく誉めて、やる気を煽り、強くなりたいという気持ちを醸成するまでが『レベル1』だとすれば、本人に強くなりたいという気持ちが芽生えた時点で『レベル2』となるんでしょうか。
『レベル2』となると、これまでのスタイルから一転し、鉄は熱いうちに打ての如く、心身を鍛えにかかる。
何度も何度も繰り返して鍛えられた鉄は、簡単に折れることのない鋼となり、経験を積んで自主性が見につけば、更なるレベルアップをしていくんでしょうが・・なかなかそう簡単にはいきません。
練習の中で、自らレベル1に下がろうとする者、レベル2からなかなか上に上がれない者が多いのが現状です。
ちなみに、
『鉄は熱い打て』
という格言の他に、
『鉄は熱くなるまで打て』
という格言もあるみたいですね。
熱くなった鉄を打つのは当たり前。
冷えた鉄に熱を灯さんかいっちゅう話なんでしょう。
打ってもなかなか響かない者、打つと直ぐ折れる者様々ではありますが、腕のいい鍛冶屋さんを見習って、ひたすら打つべし!ですな。