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兄貴達については、既に寮生活をしているので、目標と言うよりかは、親としての願いでしかないのですが、大晟については再起の一年、大悟は高校最後の一年だった。
大晟については全日本ジュニアへの出場と、選手権予選で優勝すること。
来年の全日本カデに出場するには高1時に全日本ジュニアに出場するしか道は開けないので、県ジュニア、近畿ジュニアを勝ち上がるしかなかったが、近畿ジュニアでは大学生との対戦を制し、何とか優勝し、目標だった全日本ジュニアに出場することが出来た。
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ただ、目標は達成したものの、全日本ジュニアの1回戦で対戦し、GS3分戦った末指導で敗れた選手がそのまま優勝し、世界ジュニアに出場したことを思えば、チャンスをものに出来なかった悔しさがあった。
ギリギリの試合を制することが出来なかったのは、妥協、甘さが出たと言わざるを得ない。
日頃からもっと自分を追い込まなければならない。
試合後、与えられた課題を持って選手権予選に挑み、何とか優勝し、今年の目標は達成しましたが、日本一を目指すのであれば、まだまだ足りないことばかり。
来年は大悟と離れることになりますが、自分に厳しく、目標を高く持って努力して欲しい。
大悟については、いつ見ても体つきや柔道スタイルに変化はなく、常に、
こいつ、大丈夫なんだろうか・・
と感じてばかりでしたが、選手権では準優勝
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そして、高校最後のインターハイでも準優勝だった。
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日本一まであと一歩でしたが、やることをやっての結果でしたし、悔しいという気持ちよりも、大舞台で実力以上の力を出せたことに、幼い頃の苦労が実を結んできたような気がしました。
悔いのない試合をすることって言葉では簡単に言えますが、忘れてはならないのは、まずは全力で準備をしておかねばならないということ。
そして、コツコツと準備をしていたら、いつかは実を結ぶ日がくるということを学んだ1年でした。
全日本ジュニア、国体を終え、高校柔道を終えました。
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来春、大学に進学しますが、自分の夢に向かい、何事も日々全力で挑んで欲しいと思います。