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意識の違い、目指すところに極端な違いがあると、なかなか組織は成り立たない。
どちらかに合わすと言うのも難しいもので、一方が我慢しなければならないような組織は根本が弱い。
理解と協力があるからこそ成り立つもの。
大悟が幼い頃、道場の方針や個々が目指すところは、私が思うところとかなりかけ離れたものだった。
ただ、半ば強引ではありましたが道場の理解を得、少しづつ、意識が高いメンバーも増えていき道場の底上げに繋がった。
悔しいんです。強くなりたいんです。勝ちたいんです。一緒に鍛えてください。
そんな集まりだったと思う。
時が流れ、人数が増えてくると、各人の自我であったり、欲が垣間見えるようになったが、これは
人数が増えてくると必然の現象だったし、目指すところが同じであれば、さほどの問題ではなかった。
意思の疎通は同じ意識、目標がないとなかなか出来るものではない。
過渡期、改革の時ではあるが、厳しい現実だと言わざるを得ない。