
例えばある試合が終わる。
我が子奮闘するも結果残せず。
試合後、選手達を集めて試合の講評なり、次の課題に向けた話をする。
しかし、我が子の結果が伴っていなければ、選手や保護者から、
いやいや、お前んとこ負けてるし・・
いやいや、お前んとこ課題ばっかだし・・
と思われるのではないかと自分は常々思っていた。
多少被害妄想もあるけど、日本一を目指す軍団ともなれば、指揮官の姿は常に見られていて、言葉の重みがなければ、いつ何時そういう声が上がっても致し方ないというプレッシャーが常にあった。
人を率いる、人を指導するには結果だけが全てではないが、口ばかりになってしまうと、不平不満は勿論のこと、勘違いや思い上がりを生じさせることにも繋がるので、
そういった面では常に自分を追い込んだ状態だった。
で、少し話はずれますが、以前、ある方から、子供を強くするには、道場を厳しくするにはどうすればいいと質問を受けたんです。
おそらくは指導方法についてだったと思うんですが、正直、指導方法云々の前に気になってたことがあったんで、
あなたを見ていると、他所様の子に厳しいが自分の子供には甘い。人は見ている。そんな人の言葉は誰も受け入れてくれないと思う。
と感じていたことを答えさせて貰いました。
驚いた様子で黙ってましたけど、ちょっと見ただけの自分がそう感じたんだから、ずっと見ている保護者は当然感じていると思んです。
ま、何だかんだで、保護者指導者は辛いポジションです。
我が子に優しく他所様の子に厳しい。
我が子に厳しく他所様の子には優しい。
我が子に厳しく、他所様の子にも厳しい。
いろんなパターンがあるけど、私的には、他所様の子、特に女の子にはめちゃくちゃ優しくしたつもりだったけどなあぁ、我が子にも他所様の子にも厳しく、保護者にも厳しいイメージだったようですけど。
愛情だったんだけどなぁ〜・・苦笑(典型的なパワハラ意見)
ま〜保護者指導者にかかわらず、指揮官ってのは孤独だ。
でもその孤独とかプレッシャーから逃げたらあかんのよな〜。
我が子の指導もそうだったけど、それらをひっくるめての勝負だったな。