昨日、我々は練習日でした。
で、県スポの会場で会った他道場の代表先生や親御さんに、今日練習しますがどうですか?とお声かけしていました。
試合の日に声をかけるなんて非常識かとも思ったのですが、もし、消化不良の子や親御さん達がいて反省の場に使ってくれたらという思いからでしたが、1人参加してくれました。
県スポで優勝した選手でした。
ま、さすがですよね。
優勝したから来るのではなく、声をかけた際には必ず来ていて、間違いなく、この姿勢が結果に結びついていることだと思います。
数年前、日曜日は出稽古に行かせて貰っていました。
同じ地区の道場で、試合がある日は休みでしたが、県スポに登録されていない道場だったので、我々が県スポに出場しても、当然、出稽古先の練習はあるわけです。
で、一応、試合があった日の出稽古は自由参加という形にしていましたが、当時はほぼ全員が参加していましたし、何なら出稽古がなくても、どこかしらか、
練習場所おさえたので練習して貰えませんか
という連絡があり、
鉄は熱いうちに打て!と言わんばかりに練習をしていました。
昨日はそんな頃を少しだけ思い出しました。
見えないところで努力をしてる人間なんて山程います。
常に何かしら学びになることはないかという姿勢で日々を過ごしている人間も山程います。
世の中にそんな人達がいることを知り、もし、勝負を挑むならば、並々の生活をしていて勝てるはずがない。
決して楽な世界、いや、それどころか練習しかり、人間関係しかり苦難しかないので、人に勧めることはしませんが、同じ道を歩もうとする人が現れ、先人としてのアドバイスを求められれば応じたいなと。
全員が満足し、100%充実している組織なんかないと思う。
100にはならないまでも、全員の力で100に近づけていく。
ま、その先頭を担うリーダーは息つく暇はない上に孤独。
真剣だからこそ悩みや愚痴を抱えていて、それがない方が不思議なんだよね。