ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




オフになったらしたかった事、その5。

「徹底的な個人練習」。

今月始めにリハーサルに突入してから、毎日ずーっとスタジオで、メンバーの皆さんとのリハーサルでしたからね(合間はライブでしたし)、とにかく一日ね、一曲ずつ自分のプレイを見直したりしつつ、ゆっくり曲と演奏の再確認する時間が欲しかったのです

それで、今日やっと。

スケジュールによるんですが、今回のように連日のリハーサルとなりますと、朝はやっぱり慌しいですし、夜はそれなりに耳も身体も疲れちゃってるので、なかなかじっくりと腰を据えて曲と向き合うのって難しいんですよね。・・・それは僕に集中力が無いだけだろ、さらには時間の使い方の問題だろ、って話でもあるんですけどね・・・あいたたっ(笑)。

というわけで、今日は朝起きてからずーっと、仕事部屋にヒキコモーリに決定。

 

しかしほんと、とても良いお天気でしたねー、・・・って、アチチー、ちょっと良すぎるんじゃないかい、って位でした。

さすがにこう暑いと、冷房を入れていても汗をかきます。温度はいつも冷やしすぎないよう、28度に設定してるんですが、仕事部屋にはパソコンが二台ありますし、鍵盤楽器は電気を使うのでどれも熱を持ちます。冬は暖かくていいんですけれど、この季節はね(笑)。ちょっと弾くと、汗が。一人ライブ状態ですよ(笑)。

 

明日はいよいよGPなんです。GPとは、そうですね「ゲロッパ!」の略ですね。ファンクですねー、JBですねー

・・・う、うそですよ。なにも明日、みんなでセッ○スマシーンなんかを唄って延々と踊りまくるわけじゃありませんから(←JB(ジェームズ・ブラウン)っつっても、わかる方の方が少ないのかなー(笑))。

まぁ、こちらにいらして下さってる方々は、音楽好きな方ばかりなので、お分かりでしょう。そう、GPとは、「ガンバってピーヒョロロ。」の略でして、意味は・・・

・・・もういいか、意味わかんないし、無いし(笑)。

そうですね、いよいよ某○○ムードで初日を迎える前に、現地で本番さながらのチェック、通しなどをするんですね。衣装なんかも着ますしね、何が起こっても基本ノンストップで、通しをするわけです。お客さんがいないだけの、擬似本番です

こうなるともう例えばバンドメンバー一人一人のことじゃなくてね、音響、照明、道具さんなんかも含めた全体の流れを確認し、詰める作業ですから(まして今回の「某急な旅」は会場も規模も大きいですから、関わる人数も多いわけですし)、自分のせいで何か迷惑をかけるようなことがあるとまずいので気を使います。もう、各セクション対セクションの共同作業ですからね。例えばバンドはバンマスを中心に、しっかりまとまっていなくてはなりません(ちなみに今回のバンドね、とっても素晴らしいのですよ。毎回リハーサルの度に、感心しまくりでした。色んな人と演奏できるのって、ほんと楽しいし勉強になりますです)。

そしてGPは、本番を想定して、自分なりの最終確認をする最後のチャンスでもあります。曲の流れは勿論、手元の明かり具合はどうだろう、足元は見えるかな?とか、かなり細かい所までチェックするんです。この「自分の手元が見えるか」ってのが、結構どこでもなんですけど、とっても大切なんですよ。普段はそれなりに明るいところで弾いてますからね。なので、時に家では、照明をグンと落として練習してみたりもします。あれも、慣れですから(笑)。

でもそれにしても、今回は僕は初めてのことばっかりで、なんだか今ひとつ現場の想像がつきませんのです(笑)。

メインアーティストさんは勿論、(大勢いる)サポートメンバーの皆さんも、僕は初めてご一緒する方ばかりですし(勿論皆さんベテラン中のベテランの有名な方ばかりですので、テレビやライブ、CDなどでは何度も見せて、聴かせていただいている方ばかりですが)、リハーサルをしたとは言え、やっぱり本番で皆さんがどう豹変するのか(笑)、このあたりも楽しみなところでもありますしね。しっかしほんとね、ほんと素晴らしいメンバーさん達。ご一緒できて、とっても光栄なんですよ。そして、皆さんとっても良い方たちばかりですし

そうそう、実はセットも、明日初めて見ます。僕がどんな所で弾くのか、見える景色はどうなのか。明日、行って見てわかるわけです。なんか噂によると・・・書けませんけれど(笑)。なんかね、ドキドキです(笑)。

現地のスタッフさんも、それからほとんどのお客さんも、ホント初めてお会いする方たちばかりでしょう。いやー、どうなることやらね。でも、楽しみです

・・・ちなみにね、アーティストさんの名前が言えないわけですから、それを逆手に取って(!)ちょっと書いてしまいますが(←やばかったら後で消します(笑))、僕としてはここ数年で、へたしたら今まででもちょっと例が無いくらい、ピア○の見せ場が多いライブになると思います。ピ○ノ以外の他のキーボードなんかも、かなり弾きまくりな感じで、とってもいい汗をかくことになると思います(笑)。

もちろん、大勢いるメンバーさんの、どのパートも見せ場だらけで、とっても素晴らしいアレンジ、そしてスリリングかつ、本番を前にしてすでに非の打ち所の無い楽曲構成になっていると思いますが(←ほんと色んな意味で「凄い」のですよ。未経験ゾーン多し、です(笑)。でもとにかく曲がね、どれもこれも素晴らしいですよ。やはり、というか、さすが、と言いますか、お見事、と言いますか。勉強になります。)、それにしてもね・・・そんな中、「一本かぶり」の多い事(笑)。

「一本かぶり」(または「一人かぶり」)とは、誰か一人だけで演奏するパートの多い時に使う言葉なんです。例えば一人でイントロを丸々弾いたり、バラードなんかで、まるっきりワンコーラスをピアノだけで演奏する時、繋ぎを一人だけでやる時なんかに、「おわ、この曲ピアノの一本かぶりじゃんかー」とか、「あらら。この演出だと、僕の一人かぶりー?」とかね

こういうのは、「オイシイ」、とも言えますし、「プレッシャーかかるなー」、とも言えます。ちなみに僕らは、一本かぶりしている人に対しては必ず「オイシイじゃーん」、と言います。一本かぶりが他人事の場合、絶対に「オイシク」なります。判りやすく言いますと、「一本かぶり+他人事=オイシイ」という公式があるようなものなのです(笑)。

ちなみにここで、「うわー、一本かぶりばかりで大変だね・・・」などと当人の不安を増幅させるような事を言う人は、一見優しそうに見えて、実はあまり好まれないかもしれません(笑)。「じゃ、あなたやって」。あるいは、「そう思うなら協力してよー。」と、その人もかぶらされる可能性すらあります。この場合の公式は、「一本かぶり×同情=かぶらされ返し、あるいは共同かぶりとなる危険あり(笑)」、となります。あ、半分冗談ですよ、・・・半分ね(笑)。とにかくやはり、ものは言い様ですね(笑)。

さて、見事にかぶりまくっておりますワタクシ、がんばりまっするー

 

なんたって、・・・「オイシイ」ところだらけですから(笑)。

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気合いれまくった本格的ヒキコモリ生活ですからね、途中のお昼ご飯はスーパーでお弁当を買ってきて済ませました。若干ペタンとしてますが(笑)、大好きなイカ天丼(イカ馬ー)と、冷やし稲庭うどん(うどん馬ー)、それに牛乳一本ね(牛馬ー(笑))。あー、うどんにお箸が刺さってますねー、お行儀が悪くてすみませぬ。つゆと生姜を入れて掻き回してたところで、「あ、写真とるべー」だったのでしたー

 

今日の地震の時にも「お、乗ってるね、おれ。あ、違う、地震か」だったんですが、大丈夫でしたでしょうか?ほんと地震だけは絶対に読めませんからね、くれぐれもご注意をー。

では明日は早起きしてのガンバってピーヒョロロですからね、今日こそは少し早く・・・イカ自粛(笑)。

ではー。



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