午前中はN本工学院の2時間ほどの講師会議に出席、
午後一番からはS足学園音大で、僕が担当をしております1年生の初のクラスミーティングを行いました。
もう6月になってしまいましたが、ようやく学生同士、自己紹介をしてもらえる機会が作れました。
本当でしたら、顔合わせは4月の頭に、大学が始まった初日に行えていることでした。
日々めまぐるしく変わる状況の中、怒濤でもあり、あっという間でもありましたが、
でも2か月というのは、1年の「6分の1」です。
学生生活は4年間。4年間もありますが、4年間しかありません。
若い学生にとって、二か月というのが、どれだけ貴重な時間かと思います。
(あまり実感もないですが(笑)、結果として)ウン十年生きてきた僕たちの二か月とは違うのですよね。
子どもの成長は曲線ではなく、垂直線なのだ。
ピアニストの故・中村紘子さんの著書の中の言葉ですが、まさにその通りだ、と思うことが本当に多々あります。
その成長の機会を奪うことが、どれだけのことか。
安全と引き換えにできることでは決してありませんが、
でも、本当にこれがあと一カ月、二か月と伸びてしまうことは、大変なことだと思います。
勿論、リモート授業は行っていますし、なんなら、出席率などは、対面授業よりも良いと思います(それも問題か(笑))。
でも、・・・人の成長って、それだけじゃないですからね。
五感で、身体中で、日々の思い出を作る時間を、一日も早く取り戻してあげたいです。
今日、笑顔で夢を語り、無邪気に笑って話をしてくれている学生たちを見ているに、・・・こちらが焦るような感覚を覚えました。
光陰矢のごとし、そんなことを実感してきてしまったから、つまりは・・・ト〇をとったという証拠でしょうか。
気持ちは若いつもりなのですが、・・・こればっかりは、時間だけは、どうにも止まってはくれません。
イヤですねえ(笑)。
では-。