いつも通り、急ぎの仕事を片付けてから生駒に向かう。
そこそこ寒いが稽古するにはちょうど良いぐらい。
9時30分頃に到着。私を入れて5人。
ここでの稽古は動画を録画してyoutubeに限定公開でUPし、
往馬玄武会の会員用のLINEで紹介している。
動画はブログではお見せ出来ないが、そこに書いた文章を下に紹介する。
実はこれ、木曜会(誠先生の剣道教室)でのおさらいである。
私の剣道は元々、どうしようも無い自己流で、佐藤誠先生に出会ってからまともになってきたのだ。
もちろん、まだまだ未熟なのだが「迷ったら基本に戻れるところ」があるということは素晴らしいと思う。
(私は奥の左、お相手はベテランのA藤七段)
(手前左は同門のK芦五段、お相手はH名四段)
(右手前で待機しているのは昇段審査を受けない実力六段のK川初段)
【説明文・一部加筆訂正しました】
昇段審査を意識するならば、一回一回の地稽古においても意識しましょう。
打った打たれたでは無く、その内容を磨きましょう。まずは立派な立ち振る舞いです。
礼をして蹲踞して立ち上がった時の堂々たる構え、勢いのある構え、相手を威圧する発声が大事です。
発声は遠間、触刃の間、せいぜい先革が交わる部分までとします。
交刃の間で「イヤ~」など声を上げるものではありません。
この間は相手に呼吸を読まれないことが大事なのです。
この間で声を出すと息を吸い込むタイミングで打ち込まれます。
相手の状態にもよりますし、面を打つか小手を打つか胴を打つかでも変わりますが、
自分の打ち間までいかに入るかが大切なところです。安易に交刃の間に入ってはなりません。
「いつでも打てる気勢と体勢」を保つことが「攻め」に繋がります。
交刃の間で相手の左眼に自分の竹刀の剣先が向いていることが基本です。
この時、中心を取ろうと右手で相手の竹刀を押さえてしまうと墓穴を掘って相手に小手など打たれてしまいます。
間合いに関わらず、構えた時に左拳が上下に動いていないかどうかも大切です。
左拳は動かさないことが鉄則です。動画を見て自分の左拳が上下していないか確認してください。
打ち間がわからず、触刃の間、先革が交わったぐらいから、足を継いで勢いで打つのはよくありません。
勢いがあるように思えますが、相手から見たら打ってくるのが丸わかりで対処のし易い打ち方です。
たまにうまく打てたとしても、それは意表を突いた・・・というだけで常には通用しません。
攻めも無しに打ち間に入ってしまうのと同じように「足継ぎの遠間からの面打ち」は慎みたいものです。
基本打ち稽古の場合でも、交刃の間から始めるのでは無く、遠間か触刃の間から丁寧に始めましょう。
そして元に立つ人も安易に空けて打たせるのではなく、打つ(打たれる)寸前まで自分も打とうとする合気の稽古をしましょう。
(面を打とうと手元が上がった小手を打つ・・・みたいな)きっと剣風が変わるはずです。
(初心者には空けて打たせますが往馬玄武会では不要です)
打ったあとは振り返って構え直すまでが残心です。
たとえ打ちが不十分、いや当らなくても「俺は自信を持って打ったんだ」という気持ちで残心までやってみましょう。
昇段審査では大切なことです。
打ったあと剣先を開くクセのある人は長丁場の稽古ではツライですがなるべく止めましょう。
審査では減点となります。
相手の打ちを避けたり、避けながら打つのもよくありません。(実はこれは私の今の課題です)
打たれても返されても良いから姿勢を崩さずに打ち切ることが大切です。
常に課題を持って稽古に挑みましょう。一回一回の稽古の積み重ねが実を結びます。
身体を動かしているだけではただ運動をしているだけと同じです。
自分の欠点を一つずつ潰しましょう。そして良いところを伸ばしましょう。
------------------------------
【感想・反省点】
回り稽古の最初でA藤七段から見事な面摺り上げ面を打たれた。
実は私は面摺り上げ面が苦手で、たまにやっても失敗ばかりする。
自分の苦手な技で打たれると「参りました!」という気持ちになる。
もちろん「参った」という表情や仕草は出さないが・・・
同門のK芦五段も参加しているが、面を打つ時に右足を蹴り出すようなクセが出る。(上の写真も同様)
本人は勢いも距離も出ているような気がしているが、実は足が出ていても身体は出ていない。
だから打ったあとは身体が止まって勢いも無くなってしまうのだ。
実は私も、昔、同じようなクセを持っていた。
右足は「床を滑らすように」前に出すのが正解。
最後の最後に、最低限足を上げ、床をポンと踏みしめるのだ。
本人もわかっている右足を上げる悪いクセ。
実はこのクセ、一度身につくとなかなか抜けないクセの一つでもある。
そこそこ寒いが稽古するにはちょうど良いぐらい。
9時30分頃に到着。私を入れて5人。
ここでの稽古は動画を録画してyoutubeに限定公開でUPし、
往馬玄武会の会員用のLINEで紹介している。
動画はブログではお見せ出来ないが、そこに書いた文章を下に紹介する。
実はこれ、木曜会(誠先生の剣道教室)でのおさらいである。
私の剣道は元々、どうしようも無い自己流で、佐藤誠先生に出会ってからまともになってきたのだ。
もちろん、まだまだ未熟なのだが「迷ったら基本に戻れるところ」があるということは素晴らしいと思う。
(私は奥の左、お相手はベテランのA藤七段)
(手前左は同門のK芦五段、お相手はH名四段)
(右手前で待機しているのは昇段審査を受けない実力六段のK川初段)
【説明文・一部加筆訂正しました】
昇段審査を意識するならば、一回一回の地稽古においても意識しましょう。
打った打たれたでは無く、その内容を磨きましょう。まずは立派な立ち振る舞いです。
礼をして蹲踞して立ち上がった時の堂々たる構え、勢いのある構え、相手を威圧する発声が大事です。
発声は遠間、触刃の間、せいぜい先革が交わる部分までとします。
交刃の間で「イヤ~」など声を上げるものではありません。
この間は相手に呼吸を読まれないことが大事なのです。
この間で声を出すと息を吸い込むタイミングで打ち込まれます。
相手の状態にもよりますし、面を打つか小手を打つか胴を打つかでも変わりますが、
自分の打ち間までいかに入るかが大切なところです。安易に交刃の間に入ってはなりません。
「いつでも打てる気勢と体勢」を保つことが「攻め」に繋がります。
交刃の間で相手の左眼に自分の竹刀の剣先が向いていることが基本です。
この時、中心を取ろうと右手で相手の竹刀を押さえてしまうと墓穴を掘って相手に小手など打たれてしまいます。
間合いに関わらず、構えた時に左拳が上下に動いていないかどうかも大切です。
左拳は動かさないことが鉄則です。動画を見て自分の左拳が上下していないか確認してください。
打ち間がわからず、触刃の間、先革が交わったぐらいから、足を継いで勢いで打つのはよくありません。
勢いがあるように思えますが、相手から見たら打ってくるのが丸わかりで対処のし易い打ち方です。
たまにうまく打てたとしても、それは意表を突いた・・・というだけで常には通用しません。
攻めも無しに打ち間に入ってしまうのと同じように「足継ぎの遠間からの面打ち」は慎みたいものです。
基本打ち稽古の場合でも、交刃の間から始めるのでは無く、遠間か触刃の間から丁寧に始めましょう。
そして元に立つ人も安易に空けて打たせるのではなく、打つ(打たれる)寸前まで自分も打とうとする合気の稽古をしましょう。
(面を打とうと手元が上がった小手を打つ・・・みたいな)きっと剣風が変わるはずです。
(初心者には空けて打たせますが往馬玄武会では不要です)
打ったあとは振り返って構え直すまでが残心です。
たとえ打ちが不十分、いや当らなくても「俺は自信を持って打ったんだ」という気持ちで残心までやってみましょう。
昇段審査では大切なことです。
打ったあと剣先を開くクセのある人は長丁場の稽古ではツライですがなるべく止めましょう。
審査では減点となります。
相手の打ちを避けたり、避けながら打つのもよくありません。(実はこれは私の今の課題です)
打たれても返されても良いから姿勢を崩さずに打ち切ることが大切です。
常に課題を持って稽古に挑みましょう。一回一回の稽古の積み重ねが実を結びます。
身体を動かしているだけではただ運動をしているだけと同じです。
自分の欠点を一つずつ潰しましょう。そして良いところを伸ばしましょう。
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【感想・反省点】
回り稽古の最初でA藤七段から見事な面摺り上げ面を打たれた。
実は私は面摺り上げ面が苦手で、たまにやっても失敗ばかりする。
自分の苦手な技で打たれると「参りました!」という気持ちになる。
もちろん「参った」という表情や仕草は出さないが・・・
同門のK芦五段も参加しているが、面を打つ時に右足を蹴り出すようなクセが出る。(上の写真も同様)
本人は勢いも距離も出ているような気がしているが、実は足が出ていても身体は出ていない。
だから打ったあとは身体が止まって勢いも無くなってしまうのだ。
実は私も、昔、同じようなクセを持っていた。
右足は「床を滑らすように」前に出すのが正解。
最後の最後に、最低限足を上げ、床をポンと踏みしめるのだ。
本人もわかっている右足を上げる悪いクセ。
実はこのクセ、一度身につくとなかなか抜けないクセの一つでもある。