稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館(一刀流)と宝剣会(剣道)の稽古(2018年12月15日)

2018年12月16日 | 剣道・剣術
午前中の生駒市武道館での稽古は休んだ。
さすがに稽古が重なると疲労が溜まっている。

大阪市東住吉区中野中学校格技場にて、
長正館の小野派一刀流の稽古。17時から19時まで。
16時過ぎには行ったのでT先生(居合道の八段)と大太刀を稽古する。
17時から前半のみ打方(剣道形で言う打太刀)を務める。

事務所で出荷だけして夜は生駒市武道館(宝剣会の稽古)。
石丸先生を筆頭に七段3名、五段2名で稽古。
足の疲れは残っているが思いっきり身体を動かしてみた。


(東住吉区中野中学校格技場での一刀流の稽古)


(夜の生駒市武道館の入り口)


【感想・反省点】

夜の宝剣会の稽古は疲れていたのに気持ちが乗っていて、
思っていたより良い動きが出たと思う。

連日稽古していると、疲労の中から閃きのようなものが起きる。
こういう時はあれこれ考えずに思い切って間合いに入ってしまうと良い。
あとは身体の反応に任せてしまう。反射神経で技を出す。

考えて間合いに入る時は迷っている時だ。
こういう時はたいてい遅れてしまう。

難しいのは相手のほうが上手(うわて)の場合。
上手相手だと反射神経だけでは手玉に取られてしまう。

ああ剣道は面白い。
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なんば養正会で稽古(2018年12月14日)

2018年12月15日 | 剣道・剣術
場所は大阪は難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://www.doujyo.net/youseikai/
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なかなか月2回と決めた養正会での稽古だが、
とうとう11月は1回しか行けなかった。
12月も無理かも。

参加者が異常に少ない。いつもの半分ぐらい。
忘年会のシーズン、週末の剣曜日だからか。

19時半までは基本稽古。
面を打つ際に左足が右足を追い越すか、並んでしまう者が多い。

そのあと1分間の回り稽古。私はここから参加。
回り稽古のあとは自由稽古。20時15分頃まで。
今回も休憩無しだったので稽古中の写真は無し。

帰りは一般道を使って帰るのだが、
いつもは1時間程度で帰れるのに1時間半もかかってしまった。
国道163号線の四条畷市、西中野の交差点での事故のせいである。


(稽古後の黙想)


(西中野の交差点の手前)


(事故車の2台)


【感想・反省点】

回り稽古で4人、自由稽古(地稽古)で8人ほど。
相手を動かして打つ稽古。動かない相手にはさらに一歩入る稽古。
養正会の稽古は下ばかりなので、より自分の課題を意識して稽古を行うことにしている。

商談のため、日中は大阪市内をいっぱい歩いたので足が妙に疲れている。
歩いたというより駆け足に近かった。限られた時間を有効に。若い頃を思い出した。
商談はキーホルダーと手拭い。決まっても経費を引くと儲けは昼食代ほどかな?


(商談で、午後、北浜、梅田、本町、堺筋本町を駆け回った)
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再び、師匠はお休み。(木曜会、2018年12月13日)

2018年12月14日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時10分まで。今年42回目。
誠先生は今週もお休み。参加者は20名に届かぬほど。

私はいつも通り、別枠で初心者のO野君指導。
今週より本格的に面を着けての指導を行う。
面、小手、小手面、切返しの懸かり手と受け手。
ようやく何とか形になってきた。


(本日もK本七段が指導、素振り、切返しから一挙動の打ち、その他)


(初心者O野君も、少しずつサマになってきた)


【感想・反省点】

最後の2分の回り稽古に5回だけ参加した。
回り稽古は六段以上と五段以下に分かれる。
この木曜稽古の回り稽古では、自分の得意技ではなく、
ここで習ったことを実践してみる場である。
そのため、お互いに手の内、攻め方はわかっているのでやり難い。
さすがに七段相手は歯ごたえ十分であった。
先週と同じく、大変勉強になった回り稽古だった。
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中段の構えの剣先の向き(長正館定例剣道稽古・2018年12月12日)

2018年12月13日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。

出かける準備をしていると見学希望の連絡が入る。
幼稚園年長さんで5才だという。う~ん、見当がつかない。
長正館の受け入れは小学生からと決まっているけれど、
まあ、遊びがてらに稽古に参加しても良いだろうということで快諾。

ということで、いつもより早めの17時50分に出発。
ところが大渋滞の連続で到着したのは18時10分。
早ければ30分もかからないのに1時間20分もかかってしまった。

本日、メモカメラWX350のため画質悪し。


(いつも通り、準備運動から)


(素振りのあとは、整列して礼をしてから基本稽古)


(K芦五段とⅠ口初段)


(同じく)


(井上館長によるTちゃんの指導)


(K君は木刀による剣道基本技稽古法のおさらい)


(K部五段とI口初段)


【感想・反省点】

I口初段は五段相手に渡り合えるようになってきた。
初心者のTちゃんは素直である。教えがいがある。
K林君は声が小さい。せっかくの稽古だから積極的になって欲しい。

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S口二段へは剣先の向きでアドバイス。ここでまとめてみる。

【剣先の向きについての考察】

一足一刀の間において、相手の両眼の中央、または左目に付けるのが基本。


(全日本剣道連盟「剣道指導要領」38頁、「中段の構え」より)

この構えが攻防いずれにも適したバランスの良い構えである。
この構えで稽古することが大切で、この構えで強くなる剣道が一番の王道と考えて良い。

それを、相手に入られやすいとか、小手を打たれやすいとか、
低く構えて、剣先を相手の胸元や胴、腹部に付けたりすることは邪道でしか無い。

もちろん攻防の中で、剣先の位置は変わるものである。
低い位置から打てる技術も、わざと手元を上げて誘って打てる技術も必要である。
しかし、基本、相手と対峙した時は、最初は「正しい構え」であることを学ばねばならない。

そして、正しい構えから、五せいがん(眉間、左目、顔の中心、咽喉、臍)を攻めて打つ。

【備忘録】五せいがん
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せいがん(五つのせいがん)について
正眼=喉
青正眼=左目、「あおせいがん」
晴正眼=眼と眼の中心、「はれせいがん」
星正眼=額の真ん中、「ほしせいがん」
臍正眼=臍、「へそせいがん」
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つまり、青正眼と晴正眼が、現代剣道では正しい中段の構えなのだ。

正しい構えから、意識して「五せいがん」を攻めて打突しなくてはならないのに、
相手に攻められ、または打とうと焦って手元が上がってしまうことがある。
これを「構えが高い」と叱る指導者は間違っている。
この場合は「手元が上がるクセがある」だ。

また、試合運びで有利だからと、最初から臍正眼に構えたり、
剣先を相手の中心から外したりすることを教えるのはどうかと思う。

相手と正しく剣を交え、そこから相手の心や変化を読み取るのが剣道である。

状況に応じて、低く構えることは問題では無いが、
あたかもそれが正しい構えであるかのように言うのはおかしい。

私も出稽古は多いほうだが、たまに、懸かってくる子供達が全員、
剣先を低く取り、しかも中心を外して構えていて、拍子を外したり、横から打ってきたり、
待って、返し技ばかり狙ったりしてくると、そこの指導者の資質を疑いたくなるのである。
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スパムメール「ぎおん(株)ヤサカ電気」

2018年12月12日 | 詐欺、迷惑、防犯、防災、危機管理
とんぼ堂は楽天市場にも出店しているが、
その楽天市場から、まったく身に覚えがない注文確認メールを受信した。

差出人は、楽天市場
件名は、【楽天市場】注文内容ご確認(自動配信メール)
日時は、Tue, 11 Dec 2018 12:17:10 +0600

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ちょっと気をつけて見ると、送り先が自分のところでは無いし、
リンク先が全部同じで、楽天市場のURLでは無いので、おかしいと感じるのだが、
たいていの人は、何かの間違いだろうということでリンク先をクリックするだろう。







いやしかし良く出来ている。(画像はキャプチャしたもの)

スパムメールはよく来るが、日本語が変なことが多く、
HTMLメールの場合も作りがいい加減ですぐに気がつくが、これは引っかかる。

実は、変な部分が一ヶ所だけあって、
文面の最後の最後に、左端に妙な記号が並んでいる。「nソ、リyv=」という記号。
おそらくバグだろうが、これがあったらすぐスパムだということにもなる。



クリックして、変なウィルスでパソコンが壊れたら仕事にならない。

近寄らないことが一番と考えたので、
今回、怪しいリンクはクリックしていないが、
ともかく犯罪も巧妙化してきているので気をつけたいと思う。
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宝剣会の忘年会(2018年12月10日)

2018年12月11日 | 剣道・剣術
本当は11日の予定の忘年会だったが、石丸先生の都合で一日繰り上がった。
大急ぎで仕事を済ませても、いったん自宅に帰る時間は無いので、
事務所から自転車で駅間まで行って2駅乗って生駒駅まで。

19時開始だが10分前には集まってて少し事務連絡のあと宴会が始まる。
全部で5人。ここでは私は最年少である。
石丸先生が72才、A山先生が71才、N村さんが70才、
O畑さんが69才、ずっと離れて私が63才でまだまだ小僧なのだ。
「他所では爺さん扱いなんですよ」と言ってはみたが、ここでは立派な若者なのである。

話は剣道の話と健康の話。
剣道の話は源平時代の話から戦国時代、江戸時代、明治時代、
そして戦後の混乱期の話が行ったり来たりで頭こんがらまくりであった。

最後に集合写真を撮ったのだが、
そのあと酔っ払ったままいじってたら消えてしまった。
酔った時にカメラをいじるものではない。
キレイに撮れていただけに、いま、とても悔しい思いをしている次第。


(消してしまった集合写真の前に撮った自撮り写真)
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新型デリカ(三菱デリカ D:5)のデザイン

2018年12月10日 | バイク・クルマ

(2019年2月発売の新型デリカ D:5 のフロントマスク)

三菱デリカD:5がビッグマイナーチェンジを行なった。
現在は予約開始で販売は2019年2月からとある。

デザインは、現行のアウトドア派を一変してゴテゴテ感のある押し出し系。
その割にリアのデザインは大人しく古ぼったい。

はっきり言って嫌悪感。醜いと言っても良い。
中途半端に威圧的でアクが強く下品な車である。

昔からデリカが好きで、デザイン変更のたびに期待していたが、
今回のビックマイナーチェンジは大失敗になるのでは無いだろうか?
他には真似の出来ないデリカ特有のジャンルで勝負すりゃいいのに、
なぜトヨタのアルファードやヴェルファイアを意識したデザインにするのだろう?
野性味を追求して、シンプルな中にもワイルドな味付けにしたほうが、
昔からのデリカファンも付いてくるだろうし、競合も無いはずである。

トヨタのプリウスも酷いデザインで悪評を書いたが、
今回のデリカD:5のデザイン変更もそれに匹敵するものと思う。


(初代デリカ)


(二代目デリカ)


(三代目デリカ、私のデリカはこのタイプの年式違い)


(四代目デリカ)


(五代目デリカ)


(新型デリカ、六代目ではなく、五代目のビックマイナーチェンジ)


(左が新型、右が五代目)

五代目が12年も経っているのに、フルモデルチェンジではなく、
ベースが同じビックマイナーチェンジに留めたのは、三菱の自信の無さだと思う。
現行デザインもガソリン車でそのまま継続販売することから見ても、
新型デリカのデザインが開発陣や社内でも不評だったのではあるまいか?



(デリカスターワゴン初代、この無骨なデザインに惚れてデリカに乗っている)


(私のデリカスターワゴン、スターワゴンとしては三代目かな?)

日本の車のデザインは、モデルチェンジする度に改悪になっている例が多いと感じる。
トヨタのプリウス、同じくヴィッツ、ホンダのフィットは改悪デザインの例だと思う。
ヨーロッパ諸国の車、BMWやベンツ、ボルボなどは、
代が変わってもコンセプトは変わらずデザインも洗練されていると思う。

現行の国産車に欲しいデザインは無い。
新機能も特に欲しくない。
私は昔の車を修理しつつ限界まで乗るつもりだ。
コメント (2)
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往馬玄武会の稽古と忘年会(2018年12月8日)

2018年12月09日 | 剣道・剣術
往馬玄武会(いこまげんぶかい)とは、
雲耀館(うんようかん)のメンバーが中心になって作った稽古会だ。
活動は生駒市武道館、毎週土曜日の9時過ぎ~11時過ぎである。
上下関係は特に無く、並ぶのは年齢順と決められている。出稽古大歓迎。
言わば、奈良市生駒市近辺の、中堅剣士の気楽な稽古会である。

風邪気味なので、10時前から参加。私を入れて参加は9人。
全員と2回ずつの稽古をして、あと、N岳さんと地稽古。

稽古のあとは東大阪の事務所で仕事して、
早めに帰宅してバスで学園前駅まで。駅前の魚民で忘年会。
飲み放題付きの3時間は剣道談義で大盛り上がり。


(午前中の生駒武道館にて)


(夜は学園前の魚民で)


(集まったのは8人)


忘年会にて

嬉しい話はF田さん。先日の名古屋での審査で六段を一発合格された。
その直前の玄武会の稽古会で、私がアドバイスした身構え気構え残心についての話が
とても印象に残っていて、それが審査で無意識に出ていたと思う・・とのこと。

別の話で、驚いたことは、N岳(岳は「おか」と読む)さんと隣同士で、
何の話からか生駒高校(奈良県立生駒高等学校)の話になって、
N岳さんのお父さんが、生駒高校で創業以来、食堂を営業されていると聞いた。

当時、悲しい事件があって、食堂の親父さんのお子さんが食堂前の池で溺れたのだ。
2才ぐらいだったと思うが「その子はあんたの何?」って聞いたら弟だと言う。
私は生徒会長をやっていたのでお葬式にも出席した。

N岳さんは3人男の兄弟で次男。
お兄さん(長男)は親父の跡を継いで生駒高校の食堂をやっていて、
お父さんも週に1回は手伝いに行ってるらしい。もう80才ぐらいになるかな?

不思議な縁で、約、半世紀前の出来事を思い出した忘年会だった。
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No.35(昭和61年11月14日)花嫁のかんざし(続き)

2018年12月08日 | 長井長正範士の遺文


まくって見せてくれなきゃ、わたしの眼が直らないんだよ。

とこれ又拝むように頼むので、嫁はこうすることでお母さんの眼が直るんなら仕方ない、
新婚早々夫にもまだ見せていないお尻を、死ぬ思いでまくってお見せしましょうと、
わなわなふるえる手足をぐっとこらえ、くるりと腰巻をまくり上げ、
あわれ真白な丸いお尻を姑にむけて四つんばいになりました。

姑はよろこぶまいことか、早速花嫁のかんざしの先についてある耳かきで、
粉薬を一杯すくって、なんとあられもない嫁のお尻の穴へ、
その粉薬を突っ込もうと懸命です。

然し眼が悪いため、必死になって眼をむいて、お尻の穴を探し乍ら、
ようやく眼の前に見つけ、その穴に粉薬を突っこもうとしました。

嫁は恥ずかしいやら悲しいやら、こそばいやらで、
こみあげる嗚咽をぐっとこらえようとした途端、
お尻や足の温度も冷えたのも加わってか、思わずプッとおならをはずしました。

するとその空気の圧力で、すんでの所で粉薬を肛門に入れようと
眼を一杯に見開いた姑の眼へ、パッと勢いよくその粉薬が入りました。

それで姑の眼も直ったと言う話です。

なんとおかしな話ですが、実はこのお婆ちゃん、
耳が遠く、眼医者さんが、花嫁のかんざしの耳かき一杯の分量の粉薬を
自分の目尻へさせよと言ったのを聞き違えて、
花嫁の尻へさすものと思い込んでやった笑い話で、
花嫁のあられもない犠牲で、おなら一発で眼が直ったという言うことですが、
神や佛ががこの花嫁の真心のこもった孝養にめでて、お助けしたと言う話です。

然しこれは全くの作り話で、
真心こもった誠をつくした親孝行が如何に大事なことかを教えるのに
一度聞いたら一生忘れることの出来ない愉快な作り話をして
昔は孝養の道を教えられたのである。

これに反し現代に思いを致しますと、
子供に親孝行せよと言うだけで、何んの事例もなく、
なぜ孝行をしなければならないのか、理解しようがしまいが、言い放しで、
やれ勉強せよ、やれ早よ塾へ行かんか等々、
一方的な物の言い様は大いに反省しなければならない。

成程現代の世相は昔と違い、誠に目まぐるしく、
複雑多難ですが、歴史は必ず繰り返しています。
ですから余計古きをたずね、新しきを知らねばなりません。

私は時折り各地方を巡回し、こんな話のようにいろいろな例え話をし乍ら
少年や父兄に剣道は誠と真心の表現でなければならないこと。
又、親を見れば子が判る。子を見れば親が判ると言っております。

道場の躾と家庭の躾と相俟ち(あいまち)真心をもって
少年を善導育成してゆかねばならない責任が私共にあると言っていおります。
「至誠は神の如し」誠こそこの世の中での最大の力であります。

○剣道には教えが無い。指導である。
師たる者は自ら率先垂範(そっせんすいはん)して、
このようにやれよと弟子を導いてゆくのである。

昔、道場の先生を指南役とか指南番と言った。これは中国から入った言葉で、
北京の大通りの四ツ辻の真中に南を指さすものを置いてあった。

この地方からこの町へ来た人々は南を指さす標示を見て、自分の行く方向を知った。
この黙って南を指さすところから、黙ってこの方向へ行けよと
導く剣道の師範を指南役と言ったように、口でべらべら喋って教えるのではない。
あくまで弟子に自分のように上達せよと身をもって導くのである。
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師匠はお休み。(木曜会、2018年12月6日)

2018年12月07日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時10分まで。今年41回目。
誠先生はお休み。参加者15名ほどと少な目。

私はいつも通り、別枠で初心者のO野君指導。


(本日はK本七段が指導)


(切返し、基本稽古のあとは1分半の回り稽古)


【感想・反省点】

初心者指導は素振り、素面での打ち込みから始めた。
きょうは面を着けて打ち込みをやってみた。何とか出来る。
面打ちから切返しの指導。懸かり手と受け手の両方をやってみた。
まだまだ頼りないが、何とか形になりつつある。
初心者の指導をやっても、つくづく思うことは同じである。
体幹と体軸が大切。すべてはここから始まる。

幸いにも面を着けていたので最後の1分半回り稽古には参加した。
木曜会の稽古はあまり崩れるような剣風も無い。
普段、習っていることを出すので、言わば同門同士の稽古である。
正々堂々の剣風。攻め口がわかっているのでお互いにやりにくい。
やりにくいがこれまたこれで大変勉強になるのである。
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長正館定例剣道稽古(2018年12月5日)

2018年12月06日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、経験者を問わず練習生募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://www.doujyo.net/choseikan/
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F六段は仕事のためお休み、K野三段は体調不良とのこと。
T君、出席の予定が来ない。I口初段は実家の用事で欠席。
で、集まりが悪く、最初は小学生が2人、中学生が1人、大人が4人の計7人。
そのうち腕を痛めた1人が顔だけ出したが稽古はしない。

遅れて五段2名、六段1名が到着し、ようやく稽古と言える内容になった。
剣道は1人では出来ない。稽古仲間は大切な仲間である。

初心者のTちゃんは、基本稽古に参加するが、
いまいち要領がわからず渋滞してしまう。
さっそく別枠で指導する。素直な子なので、問題なく、
面、小手、小手面、切返しの受けが出来るようになった。
素直な子は何をしても伸びる。教えていても楽しいものだ。

T君には「木刀による剣道基本技稽古法」のおさらい、というか、
先週、間違えて教えてしまったので訂正したかったのだがお休みで残念至極。

稽古は20時までだが、妙に熱気が入って、20時10分を過ぎて終了。
夜になって寒くなった体育館だが良い汗をかけた稽古だった。


(準備運動)


(素振り)


(基本稽古)


(C六段とK川五段)


(K林君とK芦五段)


(K芦五段と若手のS田五段)


(K芦五段の、横から竹刀を持つ悪いクセ)


(92歳の井上館長とK部五段)


(井上館長にかかるTちゃん)


(K芦五段とK川五段、面が入ったように見えるが実は後打ちの面である)


(先の面と待ち受けての小手、K芦五段は相手が動いてからの小手打ちが多い)


(手の内の拡大図、横から握っているので、たとえ当たっても刃筋は立たない)


(S口二段とS田五段)


(S口二段とS田五段の相面勝負)


(稽古終了)


【感想・反省点】

S田五段との稽古は久しぶり。相面勝負では見事に打たれてしまった。
29歳の彼は来年六段受審だと聞く。構えも良いし姿勢も崩れない。
少し稽古を続ければ六段は取れると思う。

K芦五段の竹刀を横から握るクセは、稽古中に数回注意した。
右手の握りが悪いと真っすぐに振れない。右手で振りかぶって右手で打ってしまう。
小手が当たっても刃筋が曲がっている。これはどうしても直して欲しいクセである。

あと待ち剣の是正。攻め足の右足を中途半端にちょこちょこ出すので攻めが決まらない。
結局、相手が打とうと動いた時に出小手を狙うばかりの剣道になっている。
たまに当たるが、刃筋が立たず、有効打突にはならないのである。

剣道はまず姿勢。そして竹刀の握り方。
ここが間違っていると、あとの攻め、打ち、残心全部が狂ってしまう。
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焼き小籠包(しょうろんぽう)食べてきた。(2018年12月4日)

2018年12月05日 | 食べ物の話など
仕事の話で大阪府剣道連盟まで。
久々のネコタイ姿だ。

12月4日は異常に暑い日で電車はエアコンを付けていたほど。
気温は25度は越えていたかも。12月としては異常だ。

最初は14時の約束であったが先方の都合で13時半に変更。
急いで行ったので13時15分には到着してしまった。

14時過ぎに打ち合わせが終ったが、若干小腹が空いていた。
約束の時間が早まったせいで昼食も中途半端だったせいだ。
で、以前から気になっていた、焼き小籠包専門店の
「弄堂 生煎饅頭 南森町店」に入ってみた。連盟のすぐ近くである。

席を決めてメニューを見る。ここは前払い。
暑いので思わず生ビールを頼んでしまった。
車を運転するのは夜遅くだから大丈夫である。
焼き小籠包、水餃子、生中ジョッキで1030円。

急いで食べたら焼き小籠包の汁が飛び出てアゴを火傷しそうになった。
焼き小籠包は危険である。わかっていてもついやってしまう。

しかしコストパフォーマンスは最高と言って良い。ここはお勧めの店である。
中華街(横浜、神戸元町、その他)よりは確実に美味いと思う。


(仕事で大阪府剣道連盟に行くのは初めて)


(東天満一丁目交差点にある焼き小籠包専門店)
「ロンタン センチェンマントウ」とフリガナが入っている。


(まずは焼き小籠包と生ビール)


(水餃子もこれまた美味い!)


(支払いは前払い、リーズナブルで大満足)
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トイレの換気扇スイッチの交換

2018年12月04日 | つれづれ
新築してから結構年月の経った家の2階のトイレの換気扇が
ずっと回りっぱなしになっているのに気づいたのは10月のことである。

夜明け前にトイレに行ったら換気扇が回っている。
「あれ、誰か入ってたのかな?」と思ったのが2日続けてあって、
調べてみるとスイッチが固くて、故障だ、これは修理しなくちゃと思った。

思ったが、2度寝したら、すっかり忘れていたのと、
思い出しても面倒だったので、結局一ヶ月以上もほったらかし。
2階のトイレを使うたびに「ああ修理しなくちゃ」と毎回反省していた。

そんなこんなでやっとホームセンターに行ってスイッチを買ってきた。
ナショナルのWN5276。税別で2180円。実はこれ、ネットで買ったほうが安い。
買ったあとから気付いたので仕方が無い。

資格こそ特に無いが小さい頃から電気工作などは得意で何でも修理する。
(ちなみに大学は電気工学科だったが大学での学門など実務では何の役にも立たない)

まずは1階の配電盤で2階のトイレの回路を切り、
2階のトイレスイッチのカバーを開けて、金具ごと引っ張り出し、
ラジオペンチを使って、古いスイッチを金具から外し、
マイナスドライバーを端の窪みの白い部分にグッと差し入れてスイッチから配線を外し、
新しいスイッチに配線を差し入れる。

あとは元に戻すだけという簡単な作業である。

家内は故障に気付いていたが「何か変だな」と思う程度。
息子たちはまったく気付いていなかった。
あいつらはまるで注意力が足りない。
私はA型、他はO型だから仕方が無いのかも。

古いスイッチを外してから、その仕組みが気になった。
3分間で切れる仕組みはどうなっているのだろう?

小さい頃から機械の仕組みが気になって仕方が無い。
子供の時に、買ってもらったばかりのオモチャを分解してよく親に叱られた。
仕組みがわかれば元に戻せば良いのだが、幼稚園や小学校低学年では元に戻せない。
「誠は何でもすぐに壊しよる」とは良く言われていた。
こうなると新しいオモチャはまず買ってもらえない。
買ってもらえないので工夫が増えた。修理や改造、工作も得意となった。
これは余談。

分解してわかったが、案外原始的で機械式のゼンマイタイマーだった。
スイッチを押すと接点が繋がり、時間が経つと接点が離れる仕組み。
スイッチが軽いので、もしかしたら電子タイマーなのかも?と思っていたのだ。
これで納得。納得しても自己満足だけで何も得ることは無いのだが・・・


(2階のトイレの壁スイッチ、上が照明用、下が換気扇用)


(カバーを外して金具ごと引き出す)


(新しいスイッチ WN5276、何となく頼もしい!)


(ラジオペンチで金具からスイッチを外す、白く見えてる部分を強く押すと線が外れる)


(スイッチを交換し、金具にかしめて元に戻す)


(外した古いスイッチ)


(分解してみる、けっこう細かいホコリが溜まっているものだ)


(小さな機械式ゼンマイが入っていた)
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長正館月例稽古(2018年12月2日)

2018年12月03日 | 剣道・剣術
長正館の月2回の日曜稽古は「月例稽古」と呼ぶ。
出稽古大歓迎の自由稽古の日である。
東住吉区湯里小学校の体育館で17時から一刀流、18時半から剣道稽古。
(定例稽古は毎週水曜日の矢田中学校体育館)
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【長正館練習生募集中】
初心者、経験者を問わず練習生募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://www.doujyo.net/choseikan/
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17時から一刀流の稽古。刃引の形。
18時半から剣道稽古。月例稽古では基本稽古はしない。
19時50分まで自由稽古とした。

剣道稽古は全部で10名。
長正館8名と平野剣道協会さんから出稽古2名だった。

今回は休み無く稽古したので稽古写真は無い。


(小野派一刀流刃引の形稽古)


(K芦五段の横から握る右手の悪いクセ)


(元太刀は私とF六段が務めた)


(上の写真の拡大図、こちらの手の内は問題なし)


(剣道稽古は準備運動と素振りから)


(稽古終了)


(面の外し方一つでも、風格が表われるものである)


(12月5日で92歳になられるが、まだまだ現役の剣士である井上勝由館長)


【感想・反省点】

土曜日の忘年会の酒が残って気持ちが悪いまま。気持ちも少し萎えていた。
お昼に食べた、ふくちあんラーメンの肉醤油ラーメンニンニク入りでは皆に迷惑をかけた。
今後は稽古の前のニンニクは控えるつもり。きょうはうっかりしていた。

一刀流の稽古は、特に体幹を意識した腰移動を全員に注意する。
一刀流の稽古は、形の数だけを競ってしまい内容がおろそかになりやすいのだが、
少なくとも剣道をやっている者は姿勢や気勢、身体の運用に意識を向けて欲しい。

剣道稽古は特に書くこともないが、
自分自身の基礎的な運動能力不足は痛感した。

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以下は、最近思うこと。

10月12日に大東市剣道連盟で稽古をしたが、
その時に稽古をお願いしたY積先生が11月30日の審査で八段に合格された。

「大東市剣道連盟に出稽古(2018年10月12日)」
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20181013

10月12日の稽古ではY積先生は、昔ながらの近間からの攻防だった。
30日の夜、ある剣友が、期間限定で、
水曜日の田原中学校の立合い稽古の動画をUPしていたので見てみたが、
Y積先生の立合いは、10月12日の稽古とは別人のようであった。

しっかり構えて動かない。そして気迫がみなぎっている。
相手の攻めにも動じないで、ここぞという時に電光石火のごとく技を出していた。

おそらくこの一ヶ月の間に何か心境の変化があったのだろうと推測される。
ともかくその動画(すでに削除されていた)を意識していこうと思った。

打たれても良いから構えを崩さない・・・
というのは頭の中ではわかっていても身体は無意識に反応してしまう。
不動心と電光石火の技については、今後目指すべき道標の一つである。
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長正館の忘年会(2018年12月1日)

2018年12月02日 | 剣道・剣術
例年、12月の第一土曜日は長正館の忘年会である。
一刀流の定例稽古を早めに終えて大池橋の味園まで。
一刀流と剣道の両方のメンバー全員に声をかけたが、
今年は出席が少なく少人数だった。しかし結構盛り上がった。




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