く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<高田千本桜> 遊歩道を華やかに彩る桜のトンネル!

2018年03月30日 | 花の四季

【樹齢約70年、奈良県内屈指の桜の名所】

 奈良県内有数の桜の名所、大和高田市の高田川畔の桜が満開になって多くの花見客でにぎわっている。「高田千本桜」として親しまれているこの桜並木は1948年(昭和23年)の市制施行に合わせ市民ボランティアの手によって植樹された。インターネットによる「関西の人気お花見スポットランキング」(3月29日現在)では大阪城公園、淀川河川公園背割堤地区(京都府八幡市)に続いて3位になっている。

 高田川は大和川の支流に当たる一級河川。両岸2.5キロにわたって植えられた桜は千本桜の名の通り、ソメイヨシノを中心に1000本を超えるという。29日訪ねるとちょうど満開を迎えて、桜のトンネルが遊歩道や川の上を覆っていた。時折吹く春風で桜吹雪も舞った。薄ピンク色の花びらが川面に張り付いて流れ下る様もなかなか風情があって見飽きることがない。まもなく見事な花筏(はないかだ)で川全面が彩られるのだろう。遊歩道の中ほどにある大中公園の周辺には露店が連なり、ひときわにぎわいを見せていた。

 

 千本桜は1998年夏の台風7号で140本が倒木の被害に遭ったという。大中公園の一角に倒れた桜の切り株が一つ残されていた(下の写真㊨)。「今後も千本桜を市民の財産として、いつくしみ育てていくための証し」とするためという。桜の中にはヤマザクラなど野生種には樹齢数百年といわれるものもあるが、雑種のソメイヨシノの寿命は一般に60~70年といわれる。千本桜も植樹から70年。それだけに枝ぶりも大きな幹も1本1本存在感を発揮しているが、見方を変えると老木と呼べなくもない。樹勢の維持と更新が今後の課題か。そんな思いを抱きながら遊歩道を進むと、巨木のそばに若木が鳥居支柱に支えられ植えられていた。その瑞々しいこと! 千本桜に対する市民の誇りと愛情を、その若木に見る思いがした。

 

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