【トラのイラストが手のひらを貫通!】
奈良市美術館(「ミ⋅ナーラ」5階)で3Dアーティスト永井秀幸さんの作品展「とびでる!錯覚3Dアート展」が開かれている。平面のスケッチブックに描かれた絵が立体的に飛び出して見える作品が40点ほど。中には手のひらや甲を貫通しているように見える不思議な作品も。25日まで。
永井さんは和歌山県出身で1991年生まれ。今は大阪市在住で関西を中心に各地で作品展を開いている。著書に『とびだす!3Dアートえほん ひみつのちかしつ』など。作品群は大きく①L字アート②貫通アート③平面アート――の三つに分かれる。
〔L字アート〕見開きのスケッチブックをL字型に置き、濃淡や陰影をつけながら描いたもの。筆記具は黒鉛筆のほか色鉛筆やクレヨンも使用。
〔貫通アート〕二つのイラストのパーツからなり、その一つを手のひらなどに乗せて合わせるとまるで貫通しているように。自由に手に取って体験できる。
〔平面アート〕これらも1枚の紙に描いた作品だが、陰影などによる目の錯覚で立体的に浮き上がって見える。
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