ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

三蔵法師の舎利(お骨)を見て来ました。

2022年08月04日 | 名所案内

三蔵法師
私の同年代の人たちの間では、西遊記!ゴダイゴ!ガンダーラ!→三蔵法師(夏目雅子・男?)→孫悟空(堺正章).....
となる方もたくさんいるのではないでしょうか?(私は昭和45年生まれです。笑)。
埔里から十数キロ離れた日月潭の周遊道路上には、三蔵法師の舎利(お骨)が収められた玄奘寺と言うお寺があります。
三蔵法師の舎利は、最近までコロナ禍の関係で一般参観ができませんでしたが、やっと参拝ができる様になりました。
昨日の事になりますが、久しぶりに ’ 自家用車を運転して ’ (バイクではなく)日月潭をグルッと一周して来ました。
※ここ一ヶ月ぐらい車のエンジンを起動させていなかったので、久しぶりに動かしました。
≪長期間エンジンをかけないと故障やバッテリーに支障をきたす事もあるので≫


玄奘寺の敷地内には、三蔵法師の祈念館があります。
こちらでは、彼(三蔵法師は男)の生い立ちや、天竺からお経を持ち帰る為に旅をしたルート等も紹介されています。




生まれた時の名前は『陳褘』さんで、13歳で出家して法名が『玄奘』になったんですね。



三蔵法師の旅のルートが地図で紹介されています。
彼は天竺(現在のインド)から大量のお経(たぶんサンスクリット語)を長安に持ち帰り、そのお経の翻訳に生涯を捧げました。
お経の中でも最も重要とされた600巻に及ぶ膨大な経典『大般若経』があります。

因みに、天竺への旅の詳細『大唐西域記』を面白おかしく物語りにしたのが、『西遊記』とされている様です。

※出家:欲を断ち切る....。私過去にお寺で一年間生活していて、お坊さん達の生活を身近で見る事ができました(注:私出家してません!)。
厳しい修行の日々。とても、とても私の様な欲の塊の様な人間には真似ができる生活ではないと本当に思いました。


【玄奘寺】


写真はお寺内の一階部分です。 このお寺のメインは3階に奉納されている三蔵法師の舎利です。
昨日はコロナ禍の影響か、私達はお坊さん以外に他の参拝者とは会いませんでした。


お寺内の一階左端の階段から3階へ上がると、舎利が奉納されています。

以下、3階の様子。



この中に三蔵法師の舎利が納められていますが、直に肉眼で見る事ができません。
※赤外線センサーで管理されていて、近づきすぎるとが反応して音が鳴り響きます。(私、鳴らした事あります)。



3階フロアでは、直接に舎利を見る事ができない代わりに、監視カメラの映像で舎利を見る事ができます。
因みに、この舎利は頭蓋骨の右だったか左だったか、以前こちらのお坊さんに教えてもらった事があるのですが、
どちらだったか忘れてしまいました。とにかく頭蓋骨の即頭部です。

1942年(昭和17年)日中戦争当時に、南京市で旧日本軍が玄奘の墓(石棺)を発見しました。
後に、玄奘の舎利は分骨されて一部分を日本軍が日本へ持ち帰り、三学院(埼玉県蕨市)慈恩寺(さいたま市岩槻区)
を経て、最終的にこちらの日月潭にある玄奘寺に移されました(奉納)。

玄奘寺の敷地内には、色々と見物できるものがありますよ。



日月潭の周遊道路では、このお寺沿いの道が最も高い場所になります。
昨日のこの時間帯は夕方で雲も多かったですが、景色はそれなりに楽しめました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合歓山 台湾の道路で最も標高が高い場所

2022年07月15日 | 名所案内

【合歓山 / 標高3000mを越えています。】

私がこの場所を訪れた回数は、既に100回近くになると思います。
≪単純計算しても年に5~18回で、既に12年間も..........

前回のブログの続きになります。
この山を登山するに当たっては、’入山証’の申請も必要がないので、一年を通して多くの登山客が訪れます。
私の宿もほぼ毎週末は、何組かの登山客か自転車でこちらを目指す客人たちが宿泊しています。
本日は金曜日なので、とりあえず既に何人かの自転車客(常連さん)の予約が入っています。
二年以上のコロナ禍でも何とか『宿』が生き延びられて来た理由に、彼ら常連さんや登山客、自転車客がいたおかげだと思います。






この場所は、ほぼ道路頂上付近です。ちょうど向いから外国人が自転車で頂上を目指していました。(あと少しでゴール!)


【武嶺/標高3275m地点】
とりあえず、『台湾で最も高い公道:地点』になります。
現在こちらのあった展望スペースを改築していて、上る事ができません。


【以下、この辺り複数ある登山口の一つ】

『合歓山の登山ルートは、大きく分けて<主峰、東峰、北峰、西峰>に分けられています。
散歩レベルで行けるのが、<主峰の頂上(標高3410)>で、サンダルでも十分いける様な場所です。
ちょっとレベルが上がると、<北峰>や更にそこから奥地へ入った<西峰>となります。
<東峰>は、松雪楼と言う年配者も多く利用するホテルの裏庭から暫く進んだ場所で、こちらも散歩レベルです。

※合歓山登山は、どなたでも交通手段を準備できれば簡単に来られる場所です。
いつも沢山の観光客で賑わっていて、登山道がしっかりとしていて安全だと思います。
登山と言うよりも、3000メートル超えの景色を楽しみながら散歩をする感覚です。

PS:本格的な登山を楽しみたい人は、この辺りではすぐ横になる奇来山辺りがいいかもしれませんね。(入山証申請が必要)。


【下山途中に、道端のお土産コーナーに寄りました。】



この山から暫く進んだエリアには、有名な桃の産地があります。
' 樹液に飛んで来るカナブン ' を集める様に、桃の匂いで観光客を呼び寄せていました。
(「値段、高過ぎ!」。完全にボッタクリ価格でした。)
全く同じ新鮮なものが、自宅近所の果物屋さんでも並んでいます。


【以下、この日観察した高山植物たち】










こちらはたぶん’野イチゴ’の一種かと思うのですが、時期によっては甘い果実を付けている事があります。
この日はまだ時期ではなかったらしく、果実を食べられませんでした。残念賞!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山へ散歩に行って来ました。

2022年07月12日 | 名所案内

【タイワンソクズの花で吸蜜する蝶。標高2300m地点 / 翠峰。】
本日は天気も良かったので、久しぶりに高山へ行って来ました。
今回の目的は、天然記念物のアケボノアゲハ(蝶)探しと高山植物の観察です。


やっぱり私はスクーター派です。風を受けながら綺麗な景色を進む、最高ですよ。(雨はちょっと困りますが。)
自家用車も一応持っていますが、自分以外の誰かを乗せる時以外は、ほとんど乗っていません。


途中、即売場がありました。
こちらでは、この辺りで収穫された新鮮な果物や野菜を買う事ができます(観光客相手なので、ちょっと高めですが)。
私はこの山を下った所の町≪埔里≫に住んでいるので、同じ新鮮な食材が自宅の近所でいつでも買えます。
とりあえず、ヒヤカシ程度に見物して来ました。


山當歸:芹の一種なのかもしれません。強烈な香りのする野菜です。日本ではお目にかかった事がありません。
漢方薬と鶏肉と合わせて煮込んでスープにして食べる事があります(私の場合)。



高山キャベツ:この辺りで最も多く栽培されている野菜です。
大型トラックに凄い積荷となって埔里市内の農協に運ばれてから全国に出荷されています。

≪こんな感じです。どのトラックも完全に積載オーバーで倒れるかと思うぐらい積んでいます。
それと、夜中も走るドライバーもいて、近隣住民の安眠にも迷惑をかけている様です。≫



リンゴや梨は、ここからずっと進んだ梨山一帯で栽培が盛んに行われています。
梨は美味しいと思いますが、日本のリンゴの味を知っている人にはイマイチですね。


この果物は美味しいですが、すみません、私名前を知りません。



カボチャは私思うのですが、わざわざ海抜が高い所で栽培しても美味しくならないと思いました。

≪ツーリング者への情報≫


確か先月だと思いましたが、【台8線117K地点】で大規模な崖崩れが発生して広範囲に渡って土砂で道が破壊されています。
現在では多少は土砂除けの作業も進んでいる様ですが、未だに限られた時間でしか通過する事ができません。
最近は雨が降りやすい天気なので、安全を考慮して暫くは通過しない方が良いと私個人的に思います。
私はこのルートを通過して新たに正式に開通した【南横公路(台東から高雄へ続く道)】に挑戦したいと考えています。
でも、一体いつになったら行けるのか.....。何とか年内には!

続きは、次回のブログにてご紹介します。
合歓山の景色と高山植物等。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【紹興酒記念館/埔里】

2022年07月11日 | 名所案内

【埔里酒廠】
上記写真は紹興酒製造使用後の陶器を積み上げて作った’通路’です。
しっかり固定されているので、崩れることはありません。
ここはお酒の工場の一区画で記念館も中に入っています。



豊富な良質の地下水がある埔里は、元々『紹興酒の里』として知名度のある土地です。
今から23年ほど前に起きた921大地震の影響でこちらの工場がほぼ全焼してしまいました。
その時、工場内には大量の紹興酒があったそうなのですが、8万本を残して全て消失(焼けて)しました。
後に工場は再建し、敷地内には記念館が建てられました。


屋外には、唯一展示してある『大地震で破壊された工場の傷跡』。
たぶん紹興酒を入れていた樽か何かだと思いますが。


【記念館の中には、こちらの工場の展示スペースがあります。】

60年物の紹興酒! 中身はまだ入っているらしいです。


休憩所の様です。紹興酒製造に使用した樽が積み重ねてあります。


上記写真:左の2人(中国から来た周兄弟)が埔里の水質に目をつけ紹興酒の技術を伝えたそうです。

上記写真:初めて紹興酒製造に利用した井戸。
※こちらの井戸は洗濯場として現存していて、住民たちの生活用水や飲料水として利用されています。
【現存している井戸。以下、現在の様子】


当時実際に使われていたポンプ。記念品として収蔵しておけば良いのに、どうしてこんな色に塗ってしまうのか理解に苦しみます。


洗濯場の他に、地元住民たちはポリタンク片手に、こちらの水を汲みに来ています(飲料用)。
私も以前は何度かこちらの水を汲んで自宅へ持って帰り、珈琲に使った事もあります。
≪埔里の水質はとても柔らかい感じがします。≫



こちらの記念館は【臺灣菸酒股份有限公司】の管轄で経営されているので即売コーナーも充実しています。





紹興酒アイス。
もしこちらの記念館を訪れる事があるなら、是非ともこの一品を食べていただきたいです。



記念館内にも一部分になりますが、ガラス越しに紹興酒製造の工場内を見る事ができます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジャックフルーツ』を解体しました!

2022年07月04日 | 日記

一昨日、友人から頂いた『ジャックフルーツ』。
念のために熟れていないと悲しいので、1日だけテラスの日除けの上で太陽下放置しました。


【第一章:果実(種あり)取り出しまで。】

昨日昼間に太陽で温めたので、昨晩からゲストハウスの中は、凄く甘い香りが充満しています。
(昨晩の宿泊客には悪い事をしました、ゴメンナサイ!)

本日は午前中の時間を利用して、【初】ジャックフルーツの解体に挑戦しました。
普段から何かと頂いたり、ドライフルーツを買ったりして食べる事がある果物ですが、自分で解体するのは始めてです。

解体には、私が普段から愛用している ’ バナナ用ナイフ ’ を使いました。(刃の先が彎曲しています)。
先ず、表面に一回り’一撃’を加えました(切り込みです)。
ちょうど良い具合に熟れていた様で、簡単にナイフが入りました。




【 鬼滅の刃 ' 一刀石 ' の要領で !! 】



内部の繊維が凄く複雑に入り組んでいて、包み込む様に果実をしっかりと囲っています。
≪まるで ’ 進撃の巨人 ’ です。(エレンが巨人のうなじに同化状態)≫
この時に、ちょっと失敗したなあと思ったのは、真っ二つにしたので幾つかの果実を傷つけてしまった事です。
(後で気がつきましたが、果実の中にある種を外す時に切るので、出来上がりには影響無しでした。)

’ 真の戦い ’ は、ここからが始まりでした。本当に手間かかりますよ。


とりあえず、半分だけ。 凄く労力必要です。
とにかく果実が凄くしっかりと回りの繊維に癒着状態で..........。




【第二章:果実から種を取り出します。】

複雑にしっかりと絡まっていた繊維地獄から、果実を取り出しました。
初めてにしては、けっこう上手に捌けた(さばけた)かなと思います。

ジャックフルーツで食べられる場所は、『果実』と『種』です。
『果実』はそのままでも良いし、ドライフルーツにもなって売られてもいますが、
私は冷凍してからチビチビ食べるのが好きです。
『種』は茹でたり、蒸かしたり。菱角の要領で食べると良いと思います。


≪果実から種の取り出し方≫ ☆自分で編出した方法です。


種入り果実の蕾の先か途中(根元ではない)に傷を入れて開く。
【中にある薄皮を被った種を剥き出しにする】


薄皮を被った状態の種を摘まんで、根元方向へ向けて引きちぎる。
【果実の付け根の余分な食べれない部分も一緒に外れる。】



『果実部分』は軽く水で濯いで完成!



果実から外された種が、下に散らばっています。(手の上の果実は、まだ種が入っています。)
種はまだ余分な表皮が被っているので、中の種を表皮から取り外します。
≪種を果実から外す→種はまだ表皮被っているので更に外す。≫


『種』部分も完成!



今回の10キロ程のジャックフルーツからは、数百個の果実が採れました。
小分けにして、友人達にも『お裾分け』です。


初めの半分は初めてだったので時間がかかりましたが、残りの半分は初めの半分の数倍の速度で完結しました。
結局、全ての行程にかかった時間は一時間半でした。
★又得意分野が一つ増えましたね!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『イランイランの花』を芳香剤用に採集して来ました。

2022年06月28日 | 名所案内


【イランイランの花】
本日は毎年私の中で恒例行事になっている ’ イランイランの花の採集 ’ に行って来ました。



この花は、【イランイラン】タガログ語 (ilang-ilang) に由来し、「花の中の花」という意味があります。
イランイランは香水として有名ですが、台湾ではこの花を『香水花』などと呼んでいます。



本日も大量ゲットです!! 両手に持ち切れないぐらい採集しました。


私は普段からこの花を乾燥させたドライフラワーを自分の部屋の浴室兼トイレの芳香剤として使っています。
完全に乾燥してからも、一年以上は強烈な香りを放ち続けます。
この花から水蒸気蒸留法で精油を抽出する事ができます。
因みに、イランイランの精油はマリリン・モンローが愛した香水「シャネルNO.5」の主成分なんですよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥萬大エリアへ虫観察に行って来ました。

2022年06月22日 | 日記

【埔里市内 / 町を囲っている山の上から撮影】

本日は午前中の時間を利用して、’ 蝶の生息状況 ’ をチェックしに出動して来ました。
コロナ禍が収束に近づいている兆しを感じている今日この頃です。
ここ数日、日本からの’蝶関連のお客さんたち’からの連絡もあったので、山の様子を見て来ました。
向った先は、奥萬大エリアと呼ばれる自然が豊かなエリアです。


最近ほとんど毎日の様に大雨が降る(1時間ぐらい)ので、山道にはいくつかの臨時の滝が出来上がっていました。



武界エリアのダム湖。日本統治時代に鹿島建設の人たちが中心になって建造したそうです。
このずっと先には、以前日本人村が存在していました。(今では川の50mぐらい底に沈んでいます。)。




ここから更に二十キロほど進むと『奥萬大国家森林公園(入場は有料)』があります。



途中の林道に入って、虫観察をしました。





カナブンが集まっている樹(アベマキ)がありました。
蝶に関しては高山系の種類が多数見る事ができましたが、私のスマホでは撮影ができませんでした。



この道沿いでは、巨大なワモンチョウを見る事ができました(スマホでは撮影できず)。


碧湖。この湖の対岸には霧社があります。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のカブトムシ観察

2022年06月10日 | 日記


【虎頭山 / 埔里】

今晩は夜景を見に行くついでに、カブトムシの観察に行って来ました。
来週で52歳になる叔父さんが、1人で何をやっているのだか....?と思われる方も多々いらっしゃると思いますが。
まあ、どうしようもない趣味なので多めに見てやって下さい。




【ライトに照らし出されたカブトムシ 光蝋樹林】
ちょうどこの時期に、大発生する近所のカブトムシたち。
台湾のカブトムシは、シマトネリコと言う樹の樹皮を削って樹液を吸っています。
このシマトネリコの事を中国語で『光蝋樹』と言います。

【私に助けられたカブトムシの雌♀。】

私がこの季節に何回も訪れる理由は、電灯に飛んで来るカブトムシたちが地面に落ちると車に轢かれるのを見ていられないからなんです。
道路で拾ったカブトムシは脇の林に放り投げて助けているつもりなのですが、とにかく’きりが無い!”。
今晩1時間ほどで50匹以上を拾い上げました。私を見ていた知らない人たちも、私に習って手伝ってくれましたが終らない......(無念...)。
まあ、仕方ないですね。




只、昨今では以前と比べて車に轢き殺されるムシたちは劇的に減りました。
以前の電灯は水銀灯や蛍光灯が主でしたが、現在殆どの電球にはLEDが使用されています。
虫たちはLEDの光線が嫌いなので、飛んで来る虫たちも劇的に減少しています。
虫観察にはLEDは大敵ですが、飛んで来なくなった分、虫たちの犠牲が減ったのでこれはこれで結果的に良かった事です。


【ヒキガエルの一種かと】

毒々しいですが、強く握ったりしないと毒液を噴射しないので安全です。(私は以前飼った事があります。)




雄♂発見!(拾っただけですが....)




雌♀発見!(こちらも拾っただけですが...)




二匹を同じ場所に置いてみると.....

’一日一善’ 本日も良い事をしました!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は日月潭周遊道路を一周してきました。

2022年06月02日 | 日記

【日月潭】
本日は午前中の時間を利用して日月潭をバイクで一周して来ました。
私の住んでいる埔里から日月潭までのルートは数通りあるので、行きと戻りを違う道を利用しました。
近い道を通ると、距離にしておよそ12キロほどです。
緑の多い景色の131号線のルートは、自転車で行かれる方もかなりいます。(私は体力がないのでバイクですが.....汗)。
≪埔里にはレンタル自転車のお店もあるので、体力に自信のある方は挑戦してみては。≫





今回行きは21号線と言う、バスルート(大通り)で日月潭へ行きました。
湖に到着すると、バスはとりあえず『水社』と言う賑やかなエリアへ向かいます。
『水社』には日月潭の ’ 中央駅的な場所 ’ のビジターセンターや食事処、自転車のレンタルショップ等もあります。




この景色の良い場所は『水社』を超えて更に暫く進んだ場所になります。
湖の周遊バスも出ていますが、自転車レンタルで来られる人が多い様です。

この更に数キロ先には、『向山遊客中心』と言うビジターセンターがあります。
こちらには、喫茶店(名産の珈琲農場が出店)、展示場、お土産コーナー等があります。


夏場はちょっと暑いですが、景色は良いので体力がある人にはおススメの場所です。







【ユーカリの樹。台湾原産ではないはずですが、何故かこの道沿いには街路樹としてユーカリの樹がたくさん植樹されています。】



【カンムリワシ(大冠鷲 Serpent Eagle )以下、ちょっと遠くて私のスマホでは撮影が難しかったです。】


私は普段からよく山へ行くので、見かける機会が多いです。
PS:埔里の町でも見れる場所があります。


【私のお気に入りの場所】


この' 野薑花 ' は食用や観賞用にもなるので、伐採禁止です。

' 野薑花 ' と言うショウガの一種が大量に咲くエリアです。
残念ながら、まだ時期が少し早かったみたいです。本日私が期待していた事は、ここには沢山の ' 草蝉 ’ と言うセミが棲息しています。
私が知る限り、このクサゼミは台湾で最も大きな音を出して鳴くセミです。

≪参考までに、以下夏場の ' 野薑花 ' と ' 草蝉 ’ 。≫


来月初めごろが見ごろかと思います。
強烈な甘い香りがする花で、私のエリアでは炒め物等にして食べる人もいます。



クサゼミ。体長が三センチにも満たない超小型のセミです。鳴き声はたぶん台湾のセミの中では最も大きい。
野薑花の葉の上にいる事が多いです。



湖の周遊道路を通過していると、途中 ’ 本当の日潭 ’ を見る事ができます。
昔日本人たちが台湾に介入する前は、この辺りには『日譚』と『月潭』と言う水溜り(大きな池状態)がありました。
日本統治時代に『日潭(上記写真の場所)』の方は、水を抜いて農地開拓して、『月潭』を拡張工事(現在の日潭部分)して、今の『日月潭」と言う形にしています。
※この真実はあまり公にしてはいけない風潮なので、ここだけの聞いた話にして下さいね。観光局の日月潭紹介とは異なります。



【玄光寺】玄奘三蔵(法師)を奉っているお寺です。
日月潭には渡し舟の『船着場:玄奘寺』があって、下船して徒歩で向う事ができます。
※こちらには三蔵法師の舎利(お骨)はありません。舎利はここからだと階段を更に上がった山の上にある玄奘寺に奉納されています。



仏門の聖地なので、敷地内ではバーベキューやキャンプが禁止されている様です(笑)。


【玄奘寺】日月潭の周遊道路で最も高い場所にあるお寺で、玄光寺同様に三蔵法師を奉っているお寺です。


三蔵法師の舎利(お骨)は、この建物の3階に奉納されています。
現在コロナ禍のなので3階に上がる事ができませんが、コロナ禍終息後には又3階の舎利を拝む事ができる様になると思います。
今暫くの辛抱ですね。
この玄奘寺の敷地内には三蔵法師祈念館もあって、無料で般若心経の写経もする事ができます。



日月潭の周遊道路はアップダウンがたくさんあって、全体でおよそ35キロほどかと思います。
体力に自信のある方は、レンタル自転車で回られてみるのも面白いかもしれませんよ。
PS:現在レンタル自転車には、いろいろとあって、アシストタイプのものや、全自動の自転車もある様です。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日は『川中島部落』へ行って来ました。

2022年05月28日 | 日記

【川中島(現:清流部落)】
本日は午前中に北港渓(仁愛郷)にある川中島へ行って来ました。
埔里からは、スクーターで三十分ほどで行く事ができる場所になります。
目的は、以前お世話になった友人の墓参りと、地鶏の産みたて卵ゲットです。

’川中島’と言う部落の名称は、日本統治時代に付けられた名称で、現在の正式名称は『清流部落』です。
1930年(昭和5年)10月27日に、当時日本の統制下にあった霧社で起きた大量日本人殺傷事件『霧社事件』。
事件を起こした原住民(加害者)たちの部落に住んでいた人たちが、危険分子とみなされて最終的に川中島に強制移住させられました。
『川中島部落』には、現在でも強制移住させられた人たちの孫・曾孫の代に当たる人たちも多く住んでいます。




川中島部落の入口には、『清流橋』と言う北港渓を跨ぐ橋がかけられています。
≪この橋がかけられるまで十数年前ですが、ちょっと危なっかしい橋が架かっていました。≫

【巨大なカブトムシ!】


道端でひっくり返っていたカブトムシを見つけたので、樹に戻してあげました。
(カラスに襲われなくて良かった。一日一善、本日も良い事をしました。



【川中島部落】
人口が500人ほどの小さな部落で、ほとんどの方が農業に従事しています。
日本でも上映された霧社事件を題材にした映画『セデック・バレ』(十年ほど前に放映)の影響と、私のブログも貢献した様で、
今までにたくさんの日本人も観光客として訪れていると部落の人たちからも聞いています。
≪現在、閑古鳥が鳴いていますが、コロナ禍前は毎日何台もの遊覧バスが訪れていました。≫





友人のお墓参りをしてきました。(私の後に見えるのが、黄さんのお墓)。
この蝶、不思議とずっと私にくっついていました。


ハイビスカスの一種だと思いますが、綺麗なので写真に収めました。


【以下、友人のお店で。】


これは『粟(あわ)』です。
現代人で食べている人はほとんどいないはずですが、健康食品感覚で売っています。
≪私はどうしても粟を見ると、以前飼っていた鳥(インコや文鳥)を思い出してしまいます。≫


本日の目的。『地鶏の産みたて卵』ゲットです。
≪非籠飼:カゴで飼育していない。=野原で放し飼い≫
放し飼いされている地鶏の卵をご主人の奥さんが毎日拾ってきます。
≪殻が凄く分厚くて割れにくく、たぶんですが、有精卵の可能性も十分にあるので温めていたら孵化するかも。≫



こちらのお店のご主人。私の十年来の友人です。

ちょうどお昼になったので、ご主人が作った爌肉飯(豚肉の角煮飯)をご馳走になりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は夕暮を見てきました。

2022年05月25日 | 日記

【虎頭山 / 埔里】
こちらは時々このブログ上でもご紹介している近所にあるパラグライダー場付近の『夕陽スポット』です。
昨日の事になるのですが、コロナ禍で宿のお客さんも少ないので ’ 夕陽に願掛け ’ をしてきました。*冗談です*
只暇だっただけなのですが、雲も多かったのでちょっと夕陽に期待です(台風の時には雲が多く、凄い夕陽を見れる事がある)。
上記写真の場所は、昨年整備された公園で、パラグライダー場の脇になります。もちろん入場無料です。



この場所は夕陽を見るには角度時にちょっと良く無いので、100mほど離れた障害物のない場所に移動します。

【移動後】

だんだん人が集まって来ました。
ここでもパラグライダーを楽しむ人がいますが、非合法(個人所有地で禁止)なので気をつけましょう。
毎日雨が降らない限り、いつも夕暮れ時は夕陽目当ての人たちで賑わっています。




私は埔里に住み始めてから13年。本当に大好きな土地です。
≪台湾在住は全部で26年。その内の半分をこの埔里で生活しています。≫


そろそろ夕陽が沈みます。現在では、ここまでの坂道(3キロほど)には沢山の街灯が設置されているので安心して下山する事ができます。
(以前は夜間真っ暗で怖かったんですよ。不良少年とかもいそうで............冗談)


昨日の晩からですが、私の住んでいるエリアでも天気が下り坂になっています。
本日はお昼からずっと雨模様の天気です。
数日前からパラグライダー目的で私に宿に滞在している女性のお客さんも、なかなか天候に恵まれずに困っています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日帰りで『地利(地名)』へ行って来ました。

2022年05月19日 | 日記

【日月潭】
昨日は『地利』と言うエリアのブノン族の人たちが住む『雙龍部落』へ行って来ました。
『雙龍部落』は、日月潭の賑やかなエリア伊達邵(原住民族の邵族の人たちが住む)から更に山を越えた場所になります。


日月潭の伊達邵の裏山を登って行くと、【潭南村】のゲートに辿り着けます。
けっこうな坂道を登る事になりますが、この辺りから薪で生活している様なブノン族の人たちが住むエリアが始まります。
因みに、今の季節蛍が大量に発生する事で有名です。(私は今年は見に行っていませんが。)





潭南村には広範囲に三・四ヶ所の集落が点在していて凄く辺鄙な場所なので、ちょっと観光で行く様な場所ではありません。



写真が小さくて分かりづらいと思いますが、前方の山の上に見える目的地です。
≪山の左に見える【雙龍瀑布(滝)】と山の中央に見える【雙龍部落(昼食)】≫
ここから先ず ’ 腹ごしらえ ’ に山の上の雙龍部落を目指します。



【上記写真:雙龍部落の上から】ここで昼食を取りました。




お店の人がちょうど昼食を取っていたので、私も一緒に仲間に入れてもらいました。
こちらのご夫婦は、自分達で生姜の畑もやっているとの事です。(着ているシャツにもショウガって書いてあるし)。
いつも思うのですが、原住民の人たちは本当に性格が良い人が多いです。
≪逆に遠慮をしない人も多いですが、決して悪気があるとも思えない部分も難しいところです。≫



直売もしていました。自分達で収穫した野菜だそうです。


≪残念な事態が発生!≫
ここまで来た目的は、この部落にある【雙龍瀑布(滝)】の前にある吊橋を渡る事でした。
最近大雨が続いていたせいもあって、土石流が発生して吊橋へ向う道が現在封鎖されていました。
直前まで行く事が不可能な状況となってしまったので、仕方なく部落から少し離れて山を迂回して何とか一目だけでもと写真に収めました。

山の右側に食事をした【雙龍部落】、左側に【雙龍瀑布】が見えます。


以下【雙龍瀑布】の拡大写真
二つの滝が’二匹の龍’に見える事から、この名前が付いています。
今回の目的は、この滝の手前に見える吊橋を渡る事でした。(残念賞!)



今回はちょっと残念な結果になりましたが、吊橋復旧作業が現在進んでいて今月末には又渡れる様になるみたいです。

以前の吊橋。今ではとても頑丈な観光用の吊橋になっています。
※雙龍瀑布は、吊橋を渡り切らないと見る事ができない場所にあります。






私があまり ’ 龍髭菜 ’ をお店で注文しない理由。
私が住んでいるエリアでは、 ’ 龍髭菜 ’ は正直雑草と同じレベルの植物です。
ちょっと山に入ると、道端にたくさん自生しています。
私の住んでいる町埔里でも、河原へ行くとけっこう自生していて、農家さんが自生している ’ 龍髭菜 ’ をそのまま
囲って自分達の畑にしているケースもよくあります。
そんな実情を知ってからは、私はお金を出してまで食べたいと思わなくなりました。(汗)....。



昨日も道端でいろいろなものを見ました。


雨傘節(學名:Bungarus multicinctus)!!
たぶん夜行性なので、夜に轢かれたと思います。
台湾に棲息する ’ 六大毒蛇 ’ と呼ばれている猛毒蛇の中でも、もっとも毒性が強い蛇です。
毒の種類はコブラと同じ神経毒で、台湾コブラや百歩蛇よりも恐ろしい毒の持ち主です。
ただ、性格が非常におとなしいのと夜行性なので滅多に出遭う事はないかと思います。
※私は今までに蛍を見に行った時に、二度ほど遭遇しています。








コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山へ虫観察に行って来ました。

2022年05月10日 | 日記

【 廬山 】
二日前になりますが、だいぶ暖かくなって来たので昆虫のチェックに出動して来ました。
廬山は温泉で有名ですが、訪れた場所は温泉エリアから更に山奥になります。
標高が1500mぐらいあるエリアになるので、夏場から秋口にかけて深山鍬形蟲(ミヤマクワガタ)が出没するエリアです。
昨年はあまりお目にかかれませんでしたが、今年は一匹でも多く遭遇したいです(私は採集はせず、観察のみ)。
最近やっと暑くなり始めたばかりなので、この日はまだ多くの昆虫が見れませんでした。


集落を過ぎると、農家さん以外はほとんど人が住んでいないエリアになります。


一応ですが、桃の木も昆虫がいるかチェックしましたが、流石に期待した様な虫はいませんでした。


この辺りまでは、埔里からもバスが出ているので自力で来る事も可能です。


【花粉にあつまる『ハナムグリ』。】

かなり小型の種類ですが、この樹だけでも数百匹以上は集まっていました。


この辺りには、この道路(14号線)一本しかなく、終点まで来ました。
ここから更に上がると、『能高越嶺歩道』の入口まで進めます。【※入山には登山許可証の申請が必要】。



【アベマキ(椚科)が多い雑木林】

少し進んでみました。この辺りにはアベマキの林があって、マルバネクワガタ等も棲息しています。
蝶に関しては、オオベニモンアゲハやワモンチョウ等を見た事があります。(この日は見ていません。)



綺麗なコメツキムシを見る事ができました。
この種類は時々ですが、私の宿のテラス(植物が多いせいか)に飛んで来る事もあります。




ええっ!クワガタのメス?
ヒラタ? マルバネ? ミヤマ?..... 早速クワガタの季節が始まったようです。
(この日は道端で車に轢かれた死骸しか見れなくて残念!)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

國姓鄉 九份二山にある珈琲農園

2022年05月06日 | 日記

【珈琲の花】

前回のブログの続きになります。
この10年ぐらいで台湾での珈琲栽培もかなり盛んになりました。
私の住んでいるエリアは山が多いおかげか、昨今では珈琲農園が点々とですが目立つ様になりました。
品種はアラビカ種ではブルボンやティピカ等で、アジア圏ではまだ主流のロブスタ種なんかも栽培されています。




先日私が訪れた時は、既にほとんどの珈琲豆の収穫が終ってしまった所の様でした。
こちらの農園はかなり山奥にありますが、彼らの農園脇でも珈琲を飲める場所があります。
週末は観光地(震爆點が近いので混んでいるかもしれません。)



以下写真は彼らのF/Bから。


九份二山阿茂咖啡農場
https://www.facebook.com/leisuretime.teatime/


この辺りは景色が素晴らしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

921大地震の『震爆點』へ行って来ました。

2022年05月04日 | 日記


【震爆點 / 九份二山】上記写真の場所は『震爆點』と呼ばれている地震の影響を受けて破壊された場所です。
元々は平らだった大地 ' がメチャクチャになってしまいました。
『九份二山』は、埔里の隣で、養鹿で有名な場所なんですよ。


【拡大写真』地震で破壊された家屋をそのまま残しています。


【斜屋】こちらも地震で破壊された家屋です。今では観光名所になっています。
≪傾いた家屋には、安全修復をされていて、自由に中に入る事もできます。≫

1999年9月21日深夜1時47分に南投縣集集鎮を震源として起きた『921大地震』の影響で、集集周辺の地形にも大きな影響を及ぼしました。
あの大地震で最も被害を受けた場所は、今私が住んでいる埔里です。
埔里は集集から40キロぐらい距離がありますが、人口が比較的多い町(当時10万人近い人が居住)なので被害が甚大でした。
有名な紹興酒工場も全焼して、紹興酒だけでも8万本が焼ける大惨事となりました。(今は記念館になっていて有名な観光地です。)





この場所はあまり人が住んでいない小高い丘の上なので何もありませんが(お店もほとんどありません)、景色だけは良いですよ。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする