ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

ゲストハウスのすぐ裏通りは青空市場になっています。

2022年09月25日 | 日記

北環路:私の宿から徒歩二分の裏通りになります。
上記写真を撮った時間は、まだ朝6時半ぐらいだったので、これからお店や露天が出始める所でした。
今回ブログでご紹介するのは、近所の ’ 青空市場 ’ です。
毎日早朝からお昼近くまでやっていて、週末や祭日の時は特に露天を出している人が多いです。
正確に言えば、きちんと申請して(税金払って)露天を出している人はほとんどいません。
(店舗として構えている場合は違うと思いますが。)
埔里は本当に田舎なので自宅の庭で家庭菜園をやっている人もかなりいて、そういう人たちが色々な食材等を勝ってに
持ち寄って並べて売っていたりします。
私は基本的に毎日自炊をしているので、いつでも新鮮な食材を凄く安く購入できるので本当に助かっています。


【では、以下簡単に昨日見た光景を一部分ですが見て行きましょう。】

ドラゴンフルーツですね。1斤=600g。一つ大体600g~800グラム前後だと思うので、大体一つ25元ぐらい(100円ほど)かな。
以前は中が白実の種類が主流でしたが、最近では中が紅の様な赤見の種類が多い様に感じます。
ただ、赤実を食べた後は血尿・血便状態になるので、私はやっぱり白実の方が好きです。



こちらのお店では、 ’ 紙類 ’ が主に売られています。
お参りの時に使う紙のお金なんかも売っています。



埔里には花農家さんがたくさんあります。以前台北で行われた花博覧会の時も、大量の花が埔里から持ち込まれています。
ここは産地なので、えっ!と思うぐらい安く購入できます。




バナナ、パパイヤ、キュウリ......。
採り立てなので、新鮮で美味しいはずです。



一束(すごい量)80元(300円ちょっと)。
花類はとにかく安く買えます。



肉屋さん。私は衛生面や賞味期限等を考慮して、あまり露天のものは買わない様にしています。
なるべく、スーパーでパック詰めされた物を購入する様にしています。




鶏の丸焼き。 私も時々買っています。金額は一羽250元ぐらい。



青パパイヤ。 青くて硬い内は野菜扱い、熟れると果物扱い。
パパイヤは道端にもけっこう野生化しているのがありますが、肥料をしっかり与えていないのはあまり美味しくないです。


私の住んでいるエリアは、蘭栽培も盛んです。私もいつも宿や自宅に置いていますが、一鉢100元のものばかりです。





涼しくなって来たので、リンゴや梨や柿の季節が始まりました。
産地のほとんどが、清境農場の上の方にあるエリアやその先の梨山辺りです。
埔里は高山で採れた食材の集積場があるので、私達住民はけっこう美味しい思いをしています。



流石は土曜日。七時近くになると、お店の数もけっこう増えて来ました。

次回のブログでは、私の町の果物屋さんの様子をご紹介します。

「私の宿のご案内」⇒ https://guesthousepul.blogspot.com/2022/08/blog-post.html
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廬山温泉へ行って来ました。

2022年09月15日 | 日記

【霧社 碧湖】

埔里(標高470m)から霧社(標高1000m)までは、バスを利用すると40分ほどで行く事ができます。
霧社には碧湖と言うダム湖があって歩くと結構な距離になりますが、湖まで歩く事ができます。
≪戻りの上り坂を考えると、あまりおススメはできませんが。≫
この碧湖は、霧社のバス停からでも眼下に見る事ができます。
昨日の目的は、霧社から更に6キロほど進んだ所にある廬山温泉です。
実は、一昨日も廬山温泉へ向けて山道をバイクで進んでいたのですが、大雨(台風の関係)に降られて道半ばで引き返しました。
昨日はそのリベンジ(温泉入浴)になりました。



山道(道路)は以前何度か道が崩壊して無くなった事がありましたが、今ではかなりしっかりとした道路になっています。


前方の山間に廬山温泉郷が見えて来ました。
完全に山に囲まれているので、大雨の日や台風が近づいている時は正直行かない方が良いですね。
因みに昨日は一昨日とは違い快晴で安全だと判断したので行って来ました。


【雲龍橋】



橋の上からの景色です。ここはいつ来ても素晴らしい景色が楽しめます。

以前起きた霧社事件の時に首謀者のモナ・ルダオが山へ逃走する過程で、この橋(当時は縄の吊橋)を切り落として逃げたそうです。
ご覧のとおり、今では立派なコンクリートの頑丈な橋になっています。


この辺りの景色は素晴らしいです。




廬山温泉に到着しました。
十数年前の大雨で川が氾濫してから山崩れ等の危険性があるために、かなり前から政府が危険地域に指定しています。
今では殆どの宿泊施設や温泉業者が廃業になっていますが、まだ何軒かは営業をしています。
私は温泉浴が好きなので、安全重視で天気を見て通っています。


≪以下温泉施設への道程≫


道端に珈琲も植えてありました。


上写真にあるボロ小屋が今回私が入浴した温泉施設。この建物の中に温泉があります。

廬山温泉は歩くとけっこう広いエリアです。
’ 温泉頭 ’ と呼ばれる源泉の噴出し場所が数ヶ所あって、私が昨日入浴した温泉は最も奥にある’ 温泉頭 ’ の場所です。
バスで行かれる方は、バス停から大体20分近く歩く事になりますが、景色が素晴らしいので退屈する事はないと思います。


≪温泉紹介≫
正直非常にボロイですが、これぞ ’ 源泉掛け流し ’ と言った感じです。
衛生面や虫が苦手な人には余りおススメできません。
でも、’ 温泉頭 ’ なので、泉質は最高ですよ。






以下は入浴しながらの景色。


私の脱いだ服(見苦しい)が写ってしまいましたが、崖の上にある温泉で下には川が流れています。景色は良い!



体を流したり、源泉の温度が高過ぎて入浴できない時は、この地下水で解決します。
≪十年ぐらい前までは、外から見られない様に垂れ幕があったのですが、実は私が景色を見る為に勝手に破きました。≫
オーナーさん(私の古い友人)も「こっちの方が良いなあ!」とそのままの状態であれから現在に至っています。(笑)


昨日は、殆ど人が訪れない奥地の温泉なので、私は裸で入浴しました。
(オーナーさんには、人が来たら急いで水着を着用するからと声を掛けてあります。)



【以下入浴後】




この施設には、ボロイですが食事をしたり、休憩をしたりできるエリアがあります。
私は入浴後に珈琲をいただいて埔里へ帰りました。

「私の宿のご案内」⇒ https://guesthousepul.blogspot.com/2022/08/blog-post.html
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『ジャックフルーツ』を解体しました!

2022年07月04日 | 日記

一昨日、友人から頂いた『ジャックフルーツ』。
念のために熟れていないと悲しいので、1日だけテラスの日除けの上で太陽下放置しました。


【第一章:果実(種あり)取り出しまで。】

昨日昼間に太陽で温めたので、昨晩からゲストハウスの中は、凄く甘い香りが充満しています。
(昨晩の宿泊客には悪い事をしました、ゴメンナサイ!)

本日は午前中の時間を利用して、【初】ジャックフルーツの解体に挑戦しました。
普段から何かと頂いたり、ドライフルーツを買ったりして食べる事がある果物ですが、自分で解体するのは始めてです。

解体には、私が普段から愛用している ’ バナナ用ナイフ ’ を使いました。(刃の先が彎曲しています)。
先ず、表面に一回り’一撃’を加えました(切り込みです)。
ちょうど良い具合に熟れていた様で、簡単にナイフが入りました。




【 鬼滅の刃 ' 一刀石 ' の要領で !! 】



内部の繊維が凄く複雑に入り組んでいて、包み込む様に果実をしっかりと囲っています。
≪まるで ’ 進撃の巨人 ’ です。(エレンが巨人のうなじに同化状態)≫
この時に、ちょっと失敗したなあと思ったのは、真っ二つにしたので幾つかの果実を傷つけてしまった事です。
(後で気がつきましたが、果実の中にある種を外す時に切るので、出来上がりには影響無しでした。)

’ 真の戦い ’ は、ここからが始まりでした。本当に手間かかりますよ。


とりあえず、半分だけ。 凄く労力必要です。
とにかく果実が凄くしっかりと回りの繊維に癒着状態で..........。




【第二章:果実から種を取り出します。】

複雑にしっかりと絡まっていた繊維地獄から、果実を取り出しました。
初めてにしては、けっこう上手に捌けた(さばけた)かなと思います。

ジャックフルーツで食べられる場所は、『果実』と『種』です。
『果実』はそのままでも良いし、ドライフルーツにもなって売られてもいますが、
私は冷凍してからチビチビ食べるのが好きです。
『種』は茹でたり、蒸かしたり。菱角の要領で食べると良いと思います。


≪果実から種の取り出し方≫ ☆自分で編出した方法です。


種入り果実の蕾の先か途中(根元ではない)に傷を入れて開く。
【中にある薄皮を被った種を剥き出しにする】


薄皮を被った状態の種を摘まんで、根元方向へ向けて引きちぎる。
【果実の付け根の余分な食べれない部分も一緒に外れる。】



『果実部分』は軽く水で濯いで完成!



果実から外された種が、下に散らばっています。(手の上の果実は、まだ種が入っています。)
種はまだ余分な表皮が被っているので、中の種を表皮から取り外します。
≪種を果実から外す→種はまだ表皮被っているので更に外す。≫


『種』部分も完成!



今回の10キロ程のジャックフルーツからは、数百個の果実が採れました。
小分けにして、友人達にも『お裾分け』です。


初めの半分は初めてだったので時間がかかりましたが、残りの半分は初めの半分の数倍の速度で完結しました。
結局、全ての行程にかかった時間は一時間半でした。
★又得意分野が一つ増えましたね!


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奥萬大エリアへ虫観察に行って来ました。

2022年06月22日 | 日記

【埔里市内 / 町を囲っている山の上から撮影】

本日は午前中の時間を利用して、’ 蝶の生息状況 ’ をチェックしに出動して来ました。
コロナ禍が収束に近づいている兆しを感じている今日この頃です。
ここ数日、日本からの’蝶関連のお客さんたち’からの連絡もあったので、山の様子を見て来ました。
向った先は、奥萬大エリアと呼ばれる自然が豊かなエリアです。


最近ほとんど毎日の様に大雨が降る(1時間ぐらい)ので、山道にはいくつかの臨時の滝が出来上がっていました。



武界エリアのダム湖。日本統治時代に鹿島建設の人たちが中心になって建造したそうです。
このずっと先には、以前日本人村が存在していました。(今では川の50mぐらい底に沈んでいます。)。




ここから更に二十キロほど進むと『奥萬大国家森林公園(入場は有料)』があります。



途中の林道に入って、虫観察をしました。





カナブンが集まっている樹(アベマキ)がありました。
蝶に関しては高山系の種類が多数見る事ができましたが、私のスマホでは撮影ができませんでした。



この道沿いでは、巨大なワモンチョウを見る事ができました(スマホでは撮影できず)。


碧湖。この湖の対岸には霧社があります。





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夜のカブトムシ観察

2022年06月10日 | 日記


【虎頭山 / 埔里】

今晩は夜景を見に行くついでに、カブトムシの観察に行って来ました。
来週で52歳になる叔父さんが、1人で何をやっているのだか....?と思われる方も多々いらっしゃると思いますが。
まあ、どうしようもない趣味なので多めに見てやって下さい。




【ライトに照らし出されたカブトムシ 光蝋樹林】
ちょうどこの時期に、大発生する近所のカブトムシたち。
台湾のカブトムシは、シマトネリコと言う樹の樹皮を削って樹液を吸っています。
このシマトネリコの事を中国語で『光蝋樹』と言います。

【私に助けられたカブトムシの雌♀。】

私がこの季節に何回も訪れる理由は、電灯に飛んで来るカブトムシたちが地面に落ちると車に轢かれるのを見ていられないからなんです。
道路で拾ったカブトムシは脇の林に放り投げて助けているつもりなのですが、とにかく’きりが無い!”。
今晩1時間ほどで50匹以上を拾い上げました。私を見ていた知らない人たちも、私に習って手伝ってくれましたが終らない......(無念...)。
まあ、仕方ないですね。




只、昨今では以前と比べて車に轢き殺されるムシたちは劇的に減りました。
以前の電灯は水銀灯や蛍光灯が主でしたが、現在殆どの電球にはLEDが使用されています。
虫たちはLEDの光線が嫌いなので、飛んで来る虫たちも劇的に減少しています。
虫観察にはLEDは大敵ですが、飛んで来なくなった分、虫たちの犠牲が減ったのでこれはこれで結果的に良かった事です。


【ヒキガエルの一種かと】

毒々しいですが、強く握ったりしないと毒液を噴射しないので安全です。(私は以前飼った事があります。)




雄♂発見!(拾っただけですが....)




雌♀発見!(こちらも拾っただけですが...)




二匹を同じ場所に置いてみると.....

’一日一善’ 本日も良い事をしました!




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本日は日月潭周遊道路を一周してきました。

2022年06月02日 | 日記

【日月潭】
本日は午前中の時間を利用して日月潭をバイクで一周して来ました。
私の住んでいる埔里から日月潭までのルートは数通りあるので、行きと戻りを違う道を利用しました。
近い道を通ると、距離にしておよそ12キロほどです。
緑の多い景色の131号線のルートは、自転車で行かれる方もかなりいます。(私は体力がないのでバイクですが.....汗)。
≪埔里にはレンタル自転車のお店もあるので、体力に自信のある方は挑戦してみては。≫





今回行きは21号線と言う、バスルート(大通り)で日月潭へ行きました。
湖に到着すると、バスはとりあえず『水社』と言う賑やかなエリアへ向かいます。
『水社』には日月潭の ’ 中央駅的な場所 ’ のビジターセンターや食事処、自転車のレンタルショップ等もあります。




この景色の良い場所は『水社』を超えて更に暫く進んだ場所になります。
湖の周遊バスも出ていますが、自転車レンタルで来られる人が多い様です。

この更に数キロ先には、『向山遊客中心』と言うビジターセンターがあります。
こちらには、喫茶店(名産の珈琲農場が出店)、展示場、お土産コーナー等があります。


夏場はちょっと暑いですが、景色は良いので体力がある人にはおススメの場所です。







【ユーカリの樹。台湾原産ではないはずですが、何故かこの道沿いには街路樹としてユーカリの樹がたくさん植樹されています。】



【カンムリワシ(大冠鷲 Serpent Eagle )以下、ちょっと遠くて私のスマホでは撮影が難しかったです。】


私は普段からよく山へ行くので、見かける機会が多いです。
PS:埔里の町でも見れる場所があります。


【私のお気に入りの場所】


この' 野薑花 ' は食用や観賞用にもなるので、伐採禁止です。

' 野薑花 ' と言うショウガの一種が大量に咲くエリアです。
残念ながら、まだ時期が少し早かったみたいです。本日私が期待していた事は、ここには沢山の ' 草蝉 ’ と言うセミが棲息しています。
私が知る限り、このクサゼミは台湾で最も大きな音を出して鳴くセミです。

≪参考までに、以下夏場の ' 野薑花 ' と ' 草蝉 ’ 。≫


来月初めごろが見ごろかと思います。
強烈な甘い香りがする花で、私のエリアでは炒め物等にして食べる人もいます。



クサゼミ。体長が三センチにも満たない超小型のセミです。鳴き声はたぶん台湾のセミの中では最も大きい。
野薑花の葉の上にいる事が多いです。



湖の周遊道路を通過していると、途中 ’ 本当の日潭 ’ を見る事ができます。
昔日本人たちが台湾に介入する前は、この辺りには『日譚』と『月潭』と言う水溜り(大きな池状態)がありました。
日本統治時代に『日潭(上記写真の場所)』の方は、水を抜いて農地開拓して、『月潭』を拡張工事(現在の日潭部分)して、今の『日月潭」と言う形にしています。
※この真実はあまり公にしてはいけない風潮なので、ここだけの聞いた話にして下さいね。観光局の日月潭紹介とは異なります。



【玄光寺】玄奘三蔵(法師)を奉っているお寺です。
日月潭には渡し舟の『船着場:玄奘寺』があって、下船して徒歩で向う事ができます。
※こちらには三蔵法師の舎利(お骨)はありません。舎利はここからだと階段を更に上がった山の上にある玄奘寺に奉納されています。



仏門の聖地なので、敷地内ではバーベキューやキャンプが禁止されている様です(笑)。


【玄奘寺】日月潭の周遊道路で最も高い場所にあるお寺で、玄光寺同様に三蔵法師を奉っているお寺です。


三蔵法師の舎利(お骨)は、この建物の3階に奉納されています。
現在コロナ禍のなので3階に上がる事ができませんが、コロナ禍終息後には又3階の舎利を拝む事ができる様になると思います。
今暫くの辛抱ですね。
この玄奘寺の敷地内には三蔵法師祈念館もあって、無料で般若心経の写経もする事ができます。



日月潭の周遊道路はアップダウンがたくさんあって、全体でおよそ35キロほどかと思います。
体力に自信のある方は、レンタル自転車で回られてみるのも面白いかもしれませんよ。
PS:現在レンタル自転車には、いろいろとあって、アシストタイプのものや、全自動の自転車もある様です。


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本日は『川中島部落』へ行って来ました。

2022年05月28日 | 日記

【川中島(現:清流部落)】
本日は午前中に北港渓(仁愛郷)にある川中島へ行って来ました。
埔里からは、スクーターで三十分ほどで行く事ができる場所になります。
目的は、以前お世話になった友人の墓参りと、地鶏の産みたて卵ゲットです。

’川中島’と言う部落の名称は、日本統治時代に付けられた名称で、現在の正式名称は『清流部落』です。
1930年(昭和5年)10月27日に、当時日本の統制下にあった霧社で起きた大量日本人殺傷事件『霧社事件』。
事件を起こした原住民(加害者)たちの部落に住んでいた人たちが、危険分子とみなされて最終的に川中島に強制移住させられました。
『川中島部落』には、現在でも強制移住させられた人たちの孫・曾孫の代に当たる人たちも多く住んでいます。




川中島部落の入口には、『清流橋』と言う北港渓を跨ぐ橋がかけられています。
≪この橋がかけられるまで十数年前ですが、ちょっと危なっかしい橋が架かっていました。≫

【巨大なカブトムシ!】


道端でひっくり返っていたカブトムシを見つけたので、樹に戻してあげました。
(カラスに襲われなくて良かった。一日一善、本日も良い事をしました。



【川中島部落】
人口が500人ほどの小さな部落で、ほとんどの方が農業に従事しています。
日本でも上映された霧社事件を題材にした映画『セデック・バレ』(十年ほど前に放映)の影響と、私のブログも貢献した様で、
今までにたくさんの日本人も観光客として訪れていると部落の人たちからも聞いています。
≪現在、閑古鳥が鳴いていますが、コロナ禍前は毎日何台もの遊覧バスが訪れていました。≫





友人のお墓参りをしてきました。(私の後に見えるのが、黄さんのお墓)。
この蝶、不思議とずっと私にくっついていました。


ハイビスカスの一種だと思いますが、綺麗なので写真に収めました。


【以下、友人のお店で。】


これは『粟(あわ)』です。
現代人で食べている人はほとんどいないはずですが、健康食品感覚で売っています。
≪私はどうしても粟を見ると、以前飼っていた鳥(インコや文鳥)を思い出してしまいます。≫


本日の目的。『地鶏の産みたて卵』ゲットです。
≪非籠飼:カゴで飼育していない。=野原で放し飼い≫
放し飼いされている地鶏の卵をご主人の奥さんが毎日拾ってきます。
≪殻が凄く分厚くて割れにくく、たぶんですが、有精卵の可能性も十分にあるので温めていたら孵化するかも。≫



こちらのお店のご主人。私の十年来の友人です。

ちょうどお昼になったので、ご主人が作った爌肉飯(豚肉の角煮飯)をご馳走になりました。

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昨日は夕暮を見てきました。

2022年05月25日 | 日記

【虎頭山 / 埔里】
こちらは時々このブログ上でもご紹介している近所にあるパラグライダー場付近の『夕陽スポット』です。
昨日の事になるのですが、コロナ禍で宿のお客さんも少ないので ’ 夕陽に願掛け ’ をしてきました。*冗談です*
只暇だっただけなのですが、雲も多かったのでちょっと夕陽に期待です(台風の時には雲が多く、凄い夕陽を見れる事がある)。
上記写真の場所は、昨年整備された公園で、パラグライダー場の脇になります。もちろん入場無料です。



この場所は夕陽を見るには角度時にちょっと良く無いので、100mほど離れた障害物のない場所に移動します。

【移動後】

だんだん人が集まって来ました。
ここでもパラグライダーを楽しむ人がいますが、非合法(個人所有地で禁止)なので気をつけましょう。
毎日雨が降らない限り、いつも夕暮れ時は夕陽目当ての人たちで賑わっています。




私は埔里に住み始めてから13年。本当に大好きな土地です。
≪台湾在住は全部で26年。その内の半分をこの埔里で生活しています。≫


そろそろ夕陽が沈みます。現在では、ここまでの坂道(3キロほど)には沢山の街灯が設置されているので安心して下山する事ができます。
(以前は夜間真っ暗で怖かったんですよ。不良少年とかもいそうで............冗談)


昨日の晩からですが、私の住んでいるエリアでも天気が下り坂になっています。
本日はお昼からずっと雨模様の天気です。
数日前からパラグライダー目的で私に宿に滞在している女性のお客さんも、なかなか天候に恵まれずに困っています。



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日帰りで『地利(地名)』へ行って来ました。

2022年05月19日 | 日記

【日月潭】
昨日は『地利』と言うエリアのブノン族の人たちが住む『雙龍部落』へ行って来ました。
『雙龍部落』は、日月潭の賑やかなエリア伊達邵(原住民族の邵族の人たちが住む)から更に山を越えた場所になります。


日月潭の伊達邵の裏山を登って行くと、【潭南村】のゲートに辿り着けます。
けっこうな坂道を登る事になりますが、この辺りから薪で生活している様なブノン族の人たちが住むエリアが始まります。
因みに、今の季節蛍が大量に発生する事で有名です。(私は今年は見に行っていませんが。)





潭南村には広範囲に三・四ヶ所の集落が点在していて凄く辺鄙な場所なので、ちょっと観光で行く様な場所ではありません。



写真が小さくて分かりづらいと思いますが、前方の山の上に見える目的地です。
≪山の左に見える【雙龍瀑布(滝)】と山の中央に見える【雙龍部落(昼食)】≫
ここから先ず ’ 腹ごしらえ ’ に山の上の雙龍部落を目指します。



【上記写真:雙龍部落の上から】ここで昼食を取りました。




お店の人がちょうど昼食を取っていたので、私も一緒に仲間に入れてもらいました。
こちらのご夫婦は、自分達で生姜の畑もやっているとの事です。(着ているシャツにもショウガって書いてあるし)。
いつも思うのですが、原住民の人たちは本当に性格が良い人が多いです。
≪逆に遠慮をしない人も多いですが、決して悪気があるとも思えない部分も難しいところです。≫



直売もしていました。自分達で収穫した野菜だそうです。


≪残念な事態が発生!≫
ここまで来た目的は、この部落にある【雙龍瀑布(滝)】の前にある吊橋を渡る事でした。
最近大雨が続いていたせいもあって、土石流が発生して吊橋へ向う道が現在封鎖されていました。
直前まで行く事が不可能な状況となってしまったので、仕方なく部落から少し離れて山を迂回して何とか一目だけでもと写真に収めました。

山の右側に食事をした【雙龍部落】、左側に【雙龍瀑布】が見えます。


以下【雙龍瀑布】の拡大写真
二つの滝が’二匹の龍’に見える事から、この名前が付いています。
今回の目的は、この滝の手前に見える吊橋を渡る事でした。(残念賞!)



今回はちょっと残念な結果になりましたが、吊橋復旧作業が現在進んでいて今月末には又渡れる様になるみたいです。

以前の吊橋。今ではとても頑丈な観光用の吊橋になっています。
※雙龍瀑布は、吊橋を渡り切らないと見る事ができない場所にあります。






私があまり ’ 龍髭菜 ’ をお店で注文しない理由。
私が住んでいるエリアでは、 ’ 龍髭菜 ’ は正直雑草と同じレベルの植物です。
ちょっと山に入ると、道端にたくさん自生しています。
私の住んでいる町埔里でも、河原へ行くとけっこう自生していて、農家さんが自生している ’ 龍髭菜 ’ をそのまま
囲って自分達の畑にしているケースもよくあります。
そんな実情を知ってからは、私はお金を出してまで食べたいと思わなくなりました。(汗)....。



昨日も道端でいろいろなものを見ました。


雨傘節(學名:Bungarus multicinctus)!!
たぶん夜行性なので、夜に轢かれたと思います。
台湾に棲息する ’ 六大毒蛇 ’ と呼ばれている猛毒蛇の中でも、もっとも毒性が強い蛇です。
毒の種類はコブラと同じ神経毒で、台湾コブラや百歩蛇よりも恐ろしい毒の持ち主です。
ただ、性格が非常におとなしいのと夜行性なので滅多に出遭う事はないかと思います。
※私は今までに蛍を見に行った時に、二度ほど遭遇しています。








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山へ虫観察に行って来ました。

2022年05月10日 | 日記

【 廬山 】
二日前になりますが、だいぶ暖かくなって来たので昆虫のチェックに出動して来ました。
廬山は温泉で有名ですが、訪れた場所は温泉エリアから更に山奥になります。
標高が1500mぐらいあるエリアになるので、夏場から秋口にかけて深山鍬形蟲(ミヤマクワガタ)が出没するエリアです。
昨年はあまりお目にかかれませんでしたが、今年は一匹でも多く遭遇したいです(私は採集はせず、観察のみ)。
最近やっと暑くなり始めたばかりなので、この日はまだ多くの昆虫が見れませんでした。


集落を過ぎると、農家さん以外はほとんど人が住んでいないエリアになります。


一応ですが、桃の木も昆虫がいるかチェックしましたが、流石に期待した様な虫はいませんでした。


この辺りまでは、埔里からもバスが出ているので自力で来る事も可能です。


【花粉にあつまる『ハナムグリ』。】

かなり小型の種類ですが、この樹だけでも数百匹以上は集まっていました。


この辺りには、この道路(14号線)一本しかなく、終点まで来ました。
ここから更に上がると、『能高越嶺歩道』の入口まで進めます。【※入山には登山許可証の申請が必要】。



【アベマキ(椚科)が多い雑木林】

少し進んでみました。この辺りにはアベマキの林があって、マルバネクワガタ等も棲息しています。
蝶に関しては、オオベニモンアゲハやワモンチョウ等を見た事があります。(この日は見ていません。)



綺麗なコメツキムシを見る事ができました。
この種類は時々ですが、私の宿のテラス(植物が多いせいか)に飛んで来る事もあります。




ええっ!クワガタのメス?
ヒラタ? マルバネ? ミヤマ?..... 早速クワガタの季節が始まったようです。
(この日は道端で車に轢かれた死骸しか見れなくて残念!)


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國姓鄉 九份二山にある珈琲農園

2022年05月06日 | 日記

【珈琲の花】

前回のブログの続きになります。
この10年ぐらいで台湾での珈琲栽培もかなり盛んになりました。
私の住んでいるエリアは山が多いおかげか、昨今では珈琲農園が点々とですが目立つ様になりました。
品種はアラビカ種ではブルボンやティピカ等で、アジア圏ではまだ主流のロブスタ種なんかも栽培されています。




先日私が訪れた時は、既にほとんどの珈琲豆の収穫が終ってしまった所の様でした。
こちらの農園はかなり山奥にありますが、彼らの農園脇でも珈琲を飲める場所があります。
週末は観光地(震爆點が近いので混んでいるかもしれません。)



以下写真は彼らのF/Bから。


九份二山阿茂咖啡農場
https://www.facebook.com/leisuretime.teatime/


この辺りは景色が素晴らしいです。

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921大地震の『震爆點』へ行って来ました。

2022年05月04日 | 日記


【震爆點 / 九份二山】上記写真の場所は『震爆點』と呼ばれている地震の影響を受けて破壊された場所です。
元々は平らだった大地 ' がメチャクチャになってしまいました。
『九份二山』は、埔里の隣で、養鹿で有名な場所なんですよ。


【拡大写真』地震で破壊された家屋をそのまま残しています。


【斜屋】こちらも地震で破壊された家屋です。今では観光名所になっています。
≪傾いた家屋には、安全修復をされていて、自由に中に入る事もできます。≫

1999年9月21日深夜1時47分に南投縣集集鎮を震源として起きた『921大地震』の影響で、集集周辺の地形にも大きな影響を及ぼしました。
あの大地震で最も被害を受けた場所は、今私が住んでいる埔里です。
埔里は集集から40キロぐらい距離がありますが、人口が比較的多い町(当時10万人近い人が居住)なので被害が甚大でした。
有名な紹興酒工場も全焼して、紹興酒だけでも8万本が焼ける大惨事となりました。(今は記念館になっていて有名な観光地です。)





この場所はあまり人が住んでいない小高い丘の上なので何もありませんが(お店もほとんどありません)、景色だけは良いですよ。













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今年も油桐花の開花季節が始まっています。

2022年04月29日 | 日記

【油桐花】

日本のお花見(桜の花)を楽しむ感覚です。
台湾では、毎年この時期になると山肌一面に広がる新緑に白い花の塊が目立つ様になります。
私の住んでいるエリアは、山が多いのでこの油桐花の開花もたくさんの場所で見れます。




この花が咲き出すと、ちょうどホタルの季節が始まった事を意味します(私の感覚では)。




実はこの油桐、お花見をする時には注意が必要です。あまり知られていない事ですが、油桐は塗料等の材料になり、別名ドクエ(毒荏)と呼ばれていて、その名のとおり人体にはあまりよくない成分が含まれている木です。
実際、毒蛾の幼虫が油桐の樹皮を食べて体に『毒素』を蓄えて鳥等の外敵等から身を守っています。
油桐のお花見をしていると、樹皮や葉に付いている毒蛾の幼虫が風等でよく落ちてきます。私も以前お花見をしていて、群生していた毒蛾の幼虫の襲撃に遭って数百ヶ所刺された事があります。木登りをして数百ヶ所ですよ!
直ちに病院へ行きましたが、医者に『君、よく発狂しないで頑張ってるね』と言われたぐらいです。(丸三日間痒くて眠れませんでした。デング熱にやられた時よりも苦しかったですよ。)
皆さん、お花見も良いですが、落下してくる幼虫には注意しましょう。

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東埔温泉

2022年04月24日 | 日記


信義区を更に進んで『東埔温泉』へ向かいます。


温泉ホテルが集中しているエリア(温泉街)は、かなり山の上の方になります。
一応この温泉街までも本数は少ないですがバスが通っている様です。(水里から員林客運バス)。


李(すもも)の開花時期も終って、実がかなり大きくなっていました。


【以下、今回の温泉浴】





こちらの温泉施設は、温泉街から数キロ離れた場所になります。
『蟬說雅築』と言う温泉施設で、日帰り入浴と敷設レストランを経営しています。
今回私が入浴したのは、’大衆池’と呼ばれている水着着用の混浴風呂でしたが、運良く今回は他のお客さんと
遭う事もなくのんびり入浴できました。
こちらの施設には、大衆池の他にも個室風呂(貸切)もあります。

日帰り入浴は、水着着用で一回250元です。
水質は、台湾では’手があまり皺皺にならない『美人湯』と呼ばれている泉質です。
私の中では、こちらの泉質は台湾でベスト3以内に入ります。(お薦めです)。



以下、貸切個室風呂 ≪貸切なので、プライベート空間になります。もちろん裸で入れます。≫

お財布に余裕があるなら、凄くお薦めですよ。
個室風呂の料金は確か50分ぐらいで800元程度だったと記憶しています。




話は少し飛びますが、こちらの敷設レストランの『地鶏の殻焼き』が超お薦めです。
皮はカリカリで、中身はジューシー。焼きあがるまでに、約1時間近くかかるので、入浴後に敷設レストランでこの地鶏を食べたい方は、
入浴する時に先に地鶏の予約を入れた方が良いです。今回は私1人で行ったので、残念ながら食べませんでしたが、数人いる時は
必ず食べています。PS:こちらのレストランでは、地鶏の他にも沢山のこの辺りで採れた野菜や虹鱒なんかも食べられます。




施設内には休憩できるエリアもあって、入浴後には、こちらで販売されている飲物なんかも購入可能です。
(私はいつもコンビニで買った物を持ち込んでいますが。)






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『新中橫公路』

2022年04月21日 | 日記

『新中橫公路』

台湾には縦断道路が大きく分けて数ヶ所あります。
島(台湾)の中央を南北に『台21線』と言う道路が走っていて、一般に『新中橫公路』と呼ばれています。
因みに、私がよくブログ上で紹介している3000mの山を越えてタロッコ渓谷(先には花蓮)へ向けて続いている道が『中橫公路』です。


島(台湾)の中央を南北に『台21線』と言う道路が走っていて、一般に『新中橫公路』と呼ばれています。
上記図では、全部が新中橫公路となっていますが、一般には≪水里-塔塔加-阿里山)≫の区間をそう呼んでいます。
PS:地図:埔里は水里の少し上になります。 塔塔加は玉山の登山口。阿里山は紫の嘉義玉山線上にあります。

このルートは、非常に景色が良いので、自転車やバイクでツーリングする人が多いです(私もその中の1人)。
塔塔加を更に進むと、阿里山に到達できます。(一般に山ルートと呼ばれいる。)
※嘉義から阿里山へ向うルート(公道18号線)は、台21線とは全く異なる開発が進んだ普通の道路です。




水里を進むと信義区へ。
この辺りから凄まじい景色が始まります。



今ちょうど枇杷の収穫が盛んの様です。
道端ではたくさんの行商人が直売していました。





信義と言えば、葡萄です。
この辺りで栽培されている品種は、日本から持ち込まれた’巨峰’です。
本日ちょっと残念だったのは、収穫の時期ではなかったので採り立てが食べられませんでした。
収穫まではあと一・二ヶ月といったところでしょうか。



≪次回ブログは、この先にある東埔温泉紹介≫



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