346)還元型グルタチオンの枯渇を目指すがん治療:ケトン食と2-DGとスルファサラジン

図:グルタチオンは細胞内の酸化ストレスの軽減に重要な役割を果たしている。がん細胞内の還元型グルタチオンの量が多いと、抗がん剤や放射線治療に抵抗性になる。スルファサラジンはシスチン・トランスポーターを阻害することによってグルタチオンの合成を阻害する。2-デオキシ-D-グルコース(2-DG)やケトン食は解糖系によるATP産生やペントース・リン酸経路でのNADPH産生を低下させることによって還元型グルタ . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )