519)がん細胞の物質合成(同化)を促進するピルビン酸キナーゼM2

図:ホスホエノールピルビン酸からピルビン酸への変換を行うピルビン酸キナーゼは解糖系の律速酵素で、正常では4量体として存在する。がん細胞では腫瘍特異的な2量体のM2というアイソフォーム(PK-M2)が多く発現している。2量体のピルビン酸キナーゼ-M2はホスホエノールピルビン酸からピルビン酸の変換ができない。解糖系の途中におけるグルコースの代謝産物は、核酸や脂肪酸やアミノ酸の材料になる。細胞分裂によっ . . . 本文を読む
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