629)カンナビジオールはオピオイド(モルヒネ)の鎮痛作用を増強し、抗がん剤による神経障害性疼痛を緩和する

図:神経障害や炎症などによって発生した痛み刺激(①)は、末梢感覚神経から脊髄後角で脊髄の神経細胞に伝達され(②)、さらに脳幹、中脳、視床を経て(③)大脳皮質に達して痛みとして認知される(④)。大脳辺縁系からは下行性のニューロンが、中脳周囲灰白質や吻側延髄腹内側部を通って脊髄の後角に伸び、脊髄後角における末梢神経と脊髄神経の間のシナプス伝達を制御することによって痛みを調節しており、これを下行性疼痛抑 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )