646) 免疫細胞の働きを阻害するがんの微小環境:がん組織の酸性化と栄養枯渇

図:がん細胞はグルコースの取り込みが増え(①)、解糖系が亢進し(②)、乳酸産生が増えている(③)。乳酸は細胞外に排出され、がん組織は酸性化し、T細胞の働きを阻害する(④)。グルタミンなどのアミノ酸の取り込みも増え(⑤)、がん細胞内では物質合成が亢進している(⑥)。グルコースやグルタミンのがん細胞内への取り込みが亢進しているので、がん組織内のリンパ球は栄養枯渇の状態にあり、細胞機能は阻害される(⑦) . . . 本文を読む
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