728)イトラコナゾールの抗がん作用(その2): がん幹細胞の幹細胞特性(Stemness)の阻害

図:がん組織には成熟したがん細胞(①)とがん幹細胞(②)が存在する。がん幹細胞は自己複製を行うと同時に、不均等分裂により一部が自己複製のサイクルから逸脱して通常のがん細胞となり、がん組織の成熟がん細胞の供給源となる(③)。抗がん剤治療や放射線治療(④)に対して、成熟したがん細胞が死滅しやすいが、がん幹細胞は抵抗性を示す(⑤)。がん幹細胞が生き残れば、がんはいずれ再燃・再発する(⑥)。イトラコナゾー . . . 本文を読む
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