811)酪酸菌(宮入菌)はチェックポイント阻害剤の効き目を高める

図:大腸内で食物繊維が酪酸菌で分解・発酵されて短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)が産生される(①)。短鎖脂肪酸は悪玉菌(腐敗菌)の増殖を抑え、善玉菌(有用菌)の増殖を促進する(②)。善玉菌と短鎖脂肪酸(特に酪酸)は腸内環境を良くするように腸内細菌叢の組成を変え、免疫細胞の働きを活性化する(③)。その結果、免疫チェックポイント阻害剤などの免疫療法の効き目を高め(④)、奏功率を上昇し延命効果を . . . 本文を読む
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