815)高齢者の抗がん剤治療にエビデンスがあるのか?

図:臨床試験の大多数は、全身状態が良く、がん以外に健康問題はほとんどないと言った理想的な患者を使って薬を検証している。
このような理想的な集団での試験は、治療薬の有効性が高く、副作用が少ない結果が得られる。抗がん剤治療を受ける一般人口集団には高齢者や併存疾患を有するがん患者も含まれる。高齢者や併存疾患を有する患者の場合は、臨床試験の結果と比べて、副作用は多く、利益(効果)は少なくなる可能性が高い。 . . . 本文を読む
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