私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

”牟斯夫須麻爾<ムシブスマニ>” 

2018-01-12 08:52:06 | 日記

 更に続けて、スセリヒメはその美しい声で誘惑するように、

                ”牟斯夫須麻爾<ムシブスマニ>”

 と、歌います。
 この「ムシブスマ」について、また、今日も知ったかぶりをして説明します。お退屈でしょうが・・・・
 こr4えについて宣長は
 「蒸被<ムシブスマ>にて、暖なるよしの称なり。物をあたたむるが本ノ義(こころ)なり。」
 といっておりますが、広辞苑などの辞書によりますと 、このほか
   ①「ムシ」とは「からむし」の繊維で作った寝具
   ②「ムシ」とは「蚕」のことで、絹で出来た寝具
 と云う意味があり、「気持ち良い暖かな夜具の敷いてある」ところ、「爾<ニ>」です。さらに、そこは

              “爾古夜賀斯多爾<ニコヤガシタニ>”

 <ニコヤガ>は「柔やか」です。柔らかいふんわりとした、その“斯多爾<シタニ>”です。この<シタニ>は、らに続けて、次にも歌っておりますが、またまた、それは明日にででも。その下で、一体、スセルヒメは何をしようと云うのでしょうかね・????少々エッチなことをです。