沢山のササを飲まされた皇子(応神)はどうなったのでしょうか。この事については未だかって誰も其の事については触れたことはありません。あの宣長だってです。80の厚顔の年寄りの新説ですがお聞きください。
近頃(と言っても4月頃)になると、時々新聞紙上で、大学の新入生歓迎パーテーでの、
「急性アルコール中毒患者」
を輸送する為の救急車が出動したというニュースが、よく報じられますが、今まで飲んだことが無いアルコールが一気に体に入ると、要するに、酔っぱらってしまって前後不覚の状態に陥り、病院に輸送されることが起こるのです。
この誉田皇子の場合は、皇子は、まだ、幼い5,6歳の子供です。それを縒りによって、一滴も残さずぐいぐいと飲ましたのです。その時の皇子の状態が、どのようになったかは手に取るように分かります。その場に倒れてしまい起き上がることすらできません。神功皇后が母親とは云え、不敬で罰を受けても致し方の無い状態に陥ってしまったのだと、私は何時も想像していたのです。悪くすると、死罪さえ給わりかねない状態です。一大事件ですが、その時、皇子を補佐していたのが、あの「武内宿禰」です。その事を察知したのでしょうかその場を丸く収めてこの急場を凌ぎます。
と、ここで、またまた、横道にばかりですが、どうしても説明しておきたいことが起りましたので、その道の中に、毎度のことですが、入って行きますがご勘弁を???お分かりだとは思うのですが「武内宿禰」のことです。