オホクニ之出雲の国での治世の途中で、古事記も、「どうしてこのような場面が」と言うような事がありましたが、これから、いよいよオホクニも随分と老人になり、引退するのではありませんが、それまで治めていた出雲の国から黄泉の国に行かれて、それに代わって高天原にいたアマテラスの子供が出雲を含むこの水穂の国を治める様になるのですが、その過程が詳しく物語たられております。
オホクニの幸魂奇魂が倭の御諸山にお祭されたその時です。高天原で「天照大神」は
“豊葦原之千秋長五百秋之水穂国<トヨアシハラノ チアキナガイホアキノ ミズホノクニ>”
を自分の御子
“正勝吾勝勝速日天忍穂耳命<マサカ アカツ カチハヤヒ アメノオシホミミノミコト>”
に統治させようとお考えになられるのです。
オホクニの幸魂奇魂が倭の御諸山にお祭されたその時です。高天原で「天照大神」は
“豊葦原之千秋長五百秋之水穂国<トヨアシハラノ チアキナガイホアキノ ミズホノクニ>”
を自分の御子
“正勝吾勝勝速日天忍穂耳命<マサカ アカツ カチハヤヒ アメノオシホミミノミコト>”
に統治させようとお考えになられるのです。