私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

天若日子

2018-04-22 09:50:43 | 日記
 先に派遣した「天菩比神<アメノホヒノカミ>」が、3年たっても、復命しないので、また、例により思金命達による衆議によって、今度は

          “天若日子<アメノワカヒコ>

 を水穂国に派遣することにするのです。それも、前回と違って「弓と矢」を賜って天降だらします。と、言うことは、ワカヒコは武器を携え、丁度、トランプの対北朝鮮戦略のように、和戦両様の構えをして行ったのです。一回目は、あくまでも、話し合いによって解決すべく行ったのですが、それと違えて、今回は強力な武器を携えた強行作戦に変更して行きます。
 さて、屈強な武器まで携えて天降りしたワカヒコですが、先ず、彼が出雲の国でしたことは、何処でどのようにオホクニと交渉したのかは何も書かれておりませんが、オホクニの娘

          “下照比売<シタテルヒメ>”

 を妻とします。このワカヒコですが、思金命が選んだにしては相当の悪心の持ち主だったのです。与えられた武器「弓・矢」を使って、自分が此の国を征服して、「
 「あわよくば此の国の王に」
 と、計略を練ります。そのための計略の第一歩がオホクニの娘を妻とする、相当な、悪神だったのでしょうか??それを見抜けなかった思金神達高天原の神々も、その頃になると年寄りになり、その思考力が衰えていたのかもしれませんが????。

 このようにして、ホヒノカミは3年でしたが、8年もの間、アメノワカヒコからの復命はおろか無しの飛礫です。そこで、また、アマテラスは、これにどう対処すべきか、またまた思金命達高天原の神々に、こりもせずに、相談されます。おの思金命をすっかり信用していたのでしょうか?現在の「ア!!ソウカ」と、なんでもかんでも信頼して国の財政をっ完全に任せッきりにしている誰かさんみたいに全幅の信頼を置いていたのでしょうね????

 さて、この結末は・・・・・