“天地始発之時”と言う書きだした古事記ですが、私の持っている大層古臭い書物の中から、此の「天地<アメツチ>」をどのように解釈しているのか見てまいりたいと思います。先ずは
“大和事始”
です。まずは、その写真を・・・・
貝原好古はこの本の最初に、日本の国の先ず最初の状態を「日本書紀」の記述通りに説明しております。
「いにしへ天地いまだわかれず。陰陽わかれざりし時まろかれたる事、鶏子<トリノコ>の如し。くくもりてきざしをふくめり」
と書いております。なお「くくもりて」というのは。「外部からははっきりとはそれとは分からない様な状態」を言います。それが日本書紀のいう「渾沌如鶏子、溟涬而含牙」です。古事記の表記とは、随分異なった詳しい天地の創造の様子が分かります。
「もう ええかげんせえや」
と思われるかもしれませんが、この天地創造の日本書紀の記述が、また、大変面白いので??御存じのと思いますが、もう少し詳しく見て行きたいと思いますので、よろしかったらお付き合いください。なかなか本題にまで、オホクニの話が終わるまで、まだまだ時間がかかりそうですが、ご勘弁賜ってです。
“大和事始”
です。まずは、その写真を・・・・
貝原好古はこの本の最初に、日本の国の先ず最初の状態を「日本書紀」の記述通りに説明しております。
「いにしへ天地いまだわかれず。陰陽わかれざりし時まろかれたる事、鶏子<トリノコ>の如し。くくもりてきざしをふくめり」
と書いております。なお「くくもりて」というのは。「外部からははっきりとはそれとは分からない様な状態」を言います。それが日本書紀のいう「渾沌如鶏子、溟涬而含牙」です。古事記の表記とは、随分異なった詳しい天地の創造の様子が分かります。
「もう ええかげんせえや」
と思われるかもしれませんが、この天地創造の日本書紀の記述が、また、大変面白いので??御存じのと思いますが、もう少し詳しく見て行きたいと思いますので、よろしかったらお付き合いください。なかなか本題にまで、オホクニの話が終わるまで、まだまだ時間がかかりそうですが、ご勘弁賜ってです。