私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

『話せば分かる』と云う言葉

2018-05-14 12:21:45 | 日記
昭和7年(1032)5月15日、所謂、5・15事件の記念日です。86年も昔の話です。当時の首相「犬養木堂」が青年将校による暗殺された日です。それを記念して、毎年、木堂の生家の近くに有る彼の墓地でシメヤカニ慰霊祭が行われております。私のその慰霊祭に毎年参加して選考を奉っております。それと並行して我が家でも、彼の記念の品を並べてささやかですが彼の為の慰霊をしております。その写真をどうぞ

  まずは
            

 「話せばわかる」の元になった書です
            
 その前年の岡田内閣の大臣たちの漫画から
            
 彼の青少年時代の先生、犬飼松窓の書です。
            
 その他満州事変と関連のある砲騨とリットン報告書です。
            
            

今諺云<イマ コトワザニ イウ>

2018-05-14 09:13:37 | 日記
 「今」現代と云う意味です。ずっと昔の神代の出来事だが、これが今までも『諺』になって伝わっている言うのです。
 この<コトワザ>ですが、本来は

          “許刀和邪<コトワザ>”
 
だ。と宣長先生は言います。「許刀<コト>」は「言」で、「和邪<ワザ>」は、神や死人霊がたたるのを物の<ワザ>と云っていたのです。それが、次第に、人の口を通して神様がお歌わせたのが「和邪歌<ワザウタ>」になり、更に、それが「言<コトバ>」によって言われるようになったものが「コトワザ}即ち『諺』なのだと。
 なお、「禍<ワザワヒ>」の「ワザ」も、この「コトワザ」と同類の言葉で、神などによる「ワザ」即ち、「崇る」ことから起る現象で、「ワザワウ」の用言とし「ワザワヒ」が出来たのだとあります。

 そのような言葉の根本からの説明がしてあり、「古事記伝」のすごさが、今更のように思われます。