“然後者。雖恨其伺情。”
<シカレドモ ノチハ ソノカキマミタマヒシ ココロヲウラミテ>です。「しかしながら、夫の火遠理命がこっそり自分の姿を見たことに恨みを抱いていたのですが・・・」
ここに問題の文字が出てくるのです。それが
“不忍恋心”
です。<コヒシキニ タエタマハズ>ですが、「恋」と云う言葉をどのように解釈すればいいのでしょうか???
大方の本には、宣長さんもですが、「豊玉毘売が夫火遠理命を恋しと思う心」だとしているのですが、それでいいのでしょうか。この言葉の次には
“因治養其子之縁<ソノミコヲ ヒタシ マツルヨシ ニ ヨリテ>
「ご自分のお生みになったお子を養育するために」その妹を遣わします。と、ありますから、やはり御子が無事に何もなく育っているか気にかかり、今、どうしているかと子を思う心を「恋」と云う字で表現しているのではないかと思われるのですが???
これについて、もう少し詳しく、妹の名やその時に夫に宛てた歌の内容からも探ってみたいと思いますが???
<シカレドモ ノチハ ソノカキマミタマヒシ ココロヲウラミテ>です。「しかしながら、夫の火遠理命がこっそり自分の姿を見たことに恨みを抱いていたのですが・・・」
ここに問題の文字が出てくるのです。それが
“不忍恋心”
です。<コヒシキニ タエタマハズ>ですが、「恋」と云う言葉をどのように解釈すればいいのでしょうか???
大方の本には、宣長さんもですが、「豊玉毘売が夫火遠理命を恋しと思う心」だとしているのですが、それでいいのでしょうか。この言葉の次には
“因治養其子之縁<ソノミコヲ ヒタシ マツルヨシ ニ ヨリテ>
「ご自分のお生みになったお子を養育するために」その妹を遣わします。と、ありますから、やはり御子が無事に何もなく育っているか気にかかり、今、どうしているかと子を思う心を「恋」と云う字で表現しているのではないかと思われるのですが???
これについて、もう少し詳しく、妹の名やその時に夫に宛てた歌の内容からも探ってみたいと思いますが???