2011年都道府県別農業産出額全国第3位
4,069億、畜産部門が好調
農林水産省がまとめた2011年の都道府県別農業産出額の取りまとめ結果によると、鹿児島県は4069億円(前年比1.4%増)で、全国第3位だったということが今月13日の県議会産業経済委員会で報告された。
10年と比べて順位を一つ上げており、全体の産出額の60%近くを占めるるのが、畜産部門が好調だったようだ。
全国の総産出額は、前年比1.5%増の8兆2463億円。都道府県別で1位は、やはり北海道で、飛び抜けて1兆137億円。
全国2位は茨城県で、4097億円、4位は千葉県で、4009億円と、2,3,4位が競っている状況だった。
鹿児島県の産出額を部門別でみると、畜産が2377億円(前年比4.7%増)、
荒茶などの加工農産物が79億円(3.7%減)で、いずれも全国2位。
耕種は2.8%減の1613億円だったとのこと。
ただ、この調査結果で気になるのは、全国3位の産出額と、農家の手取りに当たる生産農業所得は、総額で全国7位、産出額に占める割合は25%と全国で最下位だということ。
所得率の低い畜産構造が要因ということだが、弱小な高齢者等に支えられている畜産農家が鹿児島黒牛・黒豚のブランドを支えている現状をみると、今後に不安を覚えるのは私一人だけでは内のではないだろうか。
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