日本初メタンハイドレート革命は来ないものか?
天然ガスを取り出す生産試験
アメリカでは「シェールガス革命」が起きている。日本でも「メタンハイドレード革命」は起きないだろうか?
12日、経済産業省が、愛知県沖の深海で進めていた次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」から天然ガスを取り出す生産試験で、ガスの生産を確認したと発表した。
海底からの試験成功は世界初で、将来の国産天然ガス資源として期待される。
試験は、国の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などが、同日午前5時40分から地球深部探査船「ちきゅう」を使って実施したもの。愛知県の渥美半島沖の水深、約1千メートルの海底から約330メートル掘り進んだメタンハイドレートの層で、水とメタンガスに分解して採取する作業を始め、同9時半ごろにメタンガスの生産を確認したという。
今後、約2週間に渡り、日量で数千~数万立方メートルの試験生産を見込んでいるというが、やはりコスト問題が課題だという。
今後、シェールガスではないが、革新的な日本技術を生みだし、日本初「メタンハイドレート革命」を起こしてもらたい。