「シラス」の分離成功
鹿児島県工技センターなど。
県民にとって待望の嬉しい情報が報道された。
「シラス」の成分分離に成功したというニュースだ。これまで火山活動による噴出物=シラスを使った、芝生などの下に敷く緑化基盤や、舗装した道路のブロックなどの製品開発は実現しているが、成分分離は初めてのことだ。
シラスは、軽石や火山ガラスなど異なる4つの成分からなり、粒子の大きさも均一でなく、工業資源として活用方法が限られていた。県工業技術センターでは、地元企業との共同研究で、今回、シラスを「エアテーブル」と呼ばれる分離装置で、軽石、火山ガラス、粘土、砂の4つの成分に分離させることに国内で初めて成功したとのこと。
4つの成分は、それぞれコンクリートの材料や陶器の原料などに活用できるということ。4つに分けられ、それぞれが均質化されることで、用途の幅が広がることが見込まれるという。
鹿児島の「やっかいもの」が一気に「宝物」になるか、今後の活用が期待される。
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