霧島市の第一工業大学
航空工学部新設
来年4月から霧島市にある第一工業大がこれまでの工学部にある航空工学科を独立させ、航空工学部として新設すると報道された。
航空輸送需要の拡大に伴う、パイロットや整備士の不足に備え、専門職の育成を強化するもので、米フロリダ州のパイロット訓練会社「パンナム」と訓練委託契約を結び、学生を2年次には、自家用操縦士免許を現地で訓練することになっているとのこと。
同大によると、航空輸送需要は、今後20年間で2倍以上に拡大すると見込まれており、航空工学部では、人工知能やIoTに代表される技術革新について学ぶほか、地域や産業界とも積極的に連携を図っていくことにしているようだ。
同大学は、かごしま企業家交流協会の賛助会員でもあるが、全国的にも特色ある大学であるのに、中々その存在が周知されていなかった面があり、これを機会に、全国に存在が認知され、多くの航空人材が育っていく大学になってもらいたい。
かって、鹿児島県の航空行政に係った者としても大いに同大に期待してやまない。
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