トヨタが3年連続世界新車販売実績で世界一
GMが3万台差で急迫している。
2010年の大手自動車メーカーの世界新車販売実績が判明したとの報道がなされた。トヨタが前年比8%増の約841万台で、3年連続1位となったとのこと。
米GMがわずか3万台差の838万台(前年比12%増)でトヨタに迫っているようだ。GMは破綻から法的整理を経て、急ピッチで復活し、世界トップの座への復帰をねらっていることになる。
トヨタが今月24日に発表した世界販売台数はダイハツ工業と日野自動車を含んで前年比8%増の841万8千台、3年ぶりのプラスとなっているが、07年の過去最高の936万台からすると約100万台減っている。08年にGMを抜き、世界一になったが、そのGMが旧ピッチで復活している。
GMの中国での販売台数は、前年比29%増の235万台、トヨタの約84万台とは格段の差だ。GMの販売先も中国が米国を初めて上回り、最大市場になっている。ブラジルも10%増、ロシアも12%増と、新興国等でのGMの販売はトヨタより勢いがあるようだ。
今後の世界新車販売はEVを含め、新興国、とりわけ中国での販売台数をどう確保するかにかかっており、各メーカーの熾烈な販売戦略が競われる時代のようだ。
かごしま企業家交流協会
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