よかど!鹿児島

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京セラ工場の努力/どうなる日本経済()

2012-11-06 08:30:45 | どうなる日本経済

生き残り琉ための努力「京セラ鹿児島川内工場」の現状

アメーバ経営は進化している。

今や日本の家電や半導体業界は赤字に苦しみ。そこからなかなか脱却できない。これからの行方が気になる状況にある。

そんな中で、京セラの鹿児島川内工場の勤務の実態。ほんの一コマだが、日経ビジネスに紹介されている。

これを見ると、なるほど、さすが稲盛経営哲学はすごい。と納得させられる。記事によると、ビックリする。鹿児島川内工場は、従業員3,000人。スマホ部品でシエア7割を持つといわれる。

・夜が明けきれない午前7時前後、管理職が出社。

・午前7時20分から各事業部毎に「幹部朝礼」を開催。ここで、各課の責任者が前日の業務数値を順番に報告。事業部内の経営実態を共有。

・午前8時に全従業員出社。放送による全体朝礼。その後、課単位で朝礼、ここで、幹部朝礼の内容をを説明。従業員が毎日1人ずつ「京セラフイロソフィ」の一部を読み上げる「輪読」

・その後、さらに「係や班」毎の朝礼後に、業務開始となるという。これが毎日実施される。こうした何段階もの朝礼により、アメーバ経営の考え方が組織の隅々まで浸透されるという。

このコスト意識を、組織の末端まで徹底させるために、京セラの費用の管理は厳格で、紙1枚、鉛筆1本、使った費用は軽重するといい、コスト構造は、完全ガラス張りという。

ここまで徹底された社内販売の管理会計システムで集計された業績数値は翌日の幹部朝礼で報告されるので、事業部門のどこに課題があるのかをタイムリーに把握できるという。

世界の京セラといわれる理由は、このような徹底したアメーバ経営の徹底から発していることは間違いない。見習うべき企業だと言える。

                          

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