トヨタの大型リコール問題、数千億円規模の負担がかさむとの見方
一方、米ドライバーの行動に疑惑が浮上しているとの報道
トヨタ自動車の大規模リコール問題に関するトヨタの費用負担は数千億円規模にかさむとの報道がなされている。
又、米カリフォルニア州で起きたトヨタのハイブリッド車「プリウス」が急加速し減速しないとのトラブルは、この車を運転していた男の行動に疑惑が浮上しているという米メディアが相次いで報道しており、米ABCテレビは、電子制御システムの異常でトヨタの車に急加速が発生する実験を放送したニュースで、映像を不適切に編集した誤り(急加速する車とは無関係の車のものを放映)があったことを認めた。との米メディアが伝えているとのこと。
これらの報道からすると、トヨタのリコール問題は、何か米国の奥深いトヨタイジメを感じるのは私一人ではないだろと思う。
トヨタの自動車販売が、中国やインドなど新興国に移り始めていることもあり、米国以外の地域での販売増を考慮すれば、トヨタの業績が大きく悪化す程の影響はないとの指摘もあるが、この問題の代償は、あまりにも大きすぎるし、トヨタだけでなく、日本経済に対する影響も甚大なものだと思われる。
今後は、リコール問題の影響が収束するのに、どの程度の時間が掛かるかという点に注目が集まっている。
ぜひ、一刻も早く収束し、日本経済への影響を抑えてもらいたいものである。
かごしま企業家交流協会
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