GM破産申請なら日本企業にも影響
国内取引企業100社超に債権焦げ付き可能性も
米国のGMの破産法申請に対して日本企業が注目しているが、適用申請した場合は、日本の自動車・部品メーカーなどへの影響は避けられないとの見通しが伝えられている。
GMとの取引関係のある日本企業は100社強にのぼり、債権の一部が回収できなくなる可能性があるようだ。 民間調査会社の調査によると、GMとそのグループ企業と取引のある日本企業は114社で、その内、上場企業は38社(東証一部上場34社)あり、多くは自動車メーカーや米国に工場を持つ自動車部品・プレスメーカーの他、商社などだそうだ。
GMの破産法適用申請がほぼ間違いない方向にある中で、大手のブリヂストンやデンソーなど年間売り上げ1兆円を超す一部の大企業ではなく、ほぼ半数を超す100億以下の中小企業への影響が心配である。
不況による減産に追い打ちをかけることにならないよう祈るのみである。
かごしま企業家交流協会
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