よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

どうなる日本経済(4)

2009-05-27 22:10:01 | どうなる日本経済

ようやく薄日がさしたのか?

九州の自動車生産底入れするのか?

政府が5月の月例経済報告で景気の基準判断を「厳しい状況にあるものの、このところ悪化のテンポが緩やかになっている。」と下方修正した。

日銀も先週末、景気の現状判断を下方修正し、1-3月期の最悪期を脱し、ようやく薄部が指してきたということが言われる。 ただ、実体経済や経営者の雰囲気は、必ずしも薄日が差してきたとの感じが伝わってこない。 

ただ、トヨタ自動車は27日、ハイブリッド車「プリウス」を生産する堤工場(愛知県豊田市)など2工場で6月から残業を本格再開する方針を明らかにし、新型プリウスの受注が11万台を突破し、納車まで5か月待ちの状況となっているためで、増産態勢を強化する方針である。

トヨタは6月以降、プリウスの生産台数を当初計画より2割多い月5万台にする予定だ。堤工場は4月から一部で残業をし、他工場から1000人規模の応援要員を受け入れているが、今後、残業が本格化する。子会社のトヨタ車体の富士松工場(同県刈谷市)でも約半年ぶりに残業を再開するとしている。  一方、九州の自動車生産に底入れ感が出てきたようだ。トヨタ自動車九州と、トヨタ自動車九州は、今春から減産を緩和し、部品メーカのの経営環境や雇用情勢も悪化にブレーキは掛かりそうだが、このまま順調に底入れし本格的に回復するかは不透明のようだ。

かごしま企業家交流協会

◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/


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