・中国国際貿易促進委員会、中国国際商会上海商会を訪問し会談
・上海交通大学科団有限公司関係者も同席・PRを受けました。
上海では中国国際貿易促進委員会上海市分会及び中国国際商会上海商会の昊
江紅国際総連部副部長、周さん、それに上海交通大学科団有限公司の剃 さん、
Shanhai Sinolab technologiesの沈 総経理の皆さんと会談しました。
中国国際貿易促進委員会は、
中国の国家機関であり、1956年に設立。中国の会員企業で構成する経済貿易組織で、対外貿易と経済技術合作に関する情報の提供・合作相手の紹介を行い、中国と世界各国の貿易と経済関係の進展を促進する役割を担った機関。日本のジェトロに似ている機関です。
中国国際商会は、
国際的なビジネスのルール作りと普及に取り組み、中国企業と海外企業の交流と協力を促し、会員企業と政府との政策対話を促している機関で、中国の企業が国際的なビジネスルールを理解し、活用する場となり、苦情やニーズを訴え、協力パートナーを探す窓口ともなっている機関です。
中国貿関係者との名刺交換 中国貿との会談
会談内容のポイント
・当委員会の組織は、関西・京都との交流ができあがっている。 ・中小企業は、経済発展に重要な役割を果たしているものと思っている。 ・中小企業の相互交流は重要な施策の1つだ。当委員会は4つの役割を果たしている。
①国際交流 ②展示会主催開催事業 ③法律方面のアシスト(海外企業との仲裁機能など) ④会員企業への支援 など。この面での支援・活動に力を入れている。
・現在は、特に通信機器(携帯)の発展が突出している。 ・自動車の通信に使う部品の開発にぶつかっている。自動車関係の通信関係は有 力だ。
・もう一つの国の方向は、新しい新素材、ソーラー関係の材料の開発、太陽光発電の開発、 などで非常に沢山の企業が発展してきている。
基本的部品の更なる発展、品質の向上、この部門のレベルアップが大事。
・大規模の開発団地(細かく説明)があり、近くに大学が多い、安い給料で高い能力の人材が確保できる。
・上海交通大学:長江デルタ地帯に40万㎡の開発団地を有している。交通大学の人材(教授・学生)活用が出来る。中国でも有数だ。発明・開発の数量がトップを行く。
・継続的に一般企業と交流している。日本のセイコーとも組んでいる。
・2010年には鉄道網も整備される、30分で上海と結ばれる。教育部の認定も受けている。
・電子部品、半導体、ソーラーなど最新の開発が計画されている。地方政府からの優遇策も受けている。関税免除も研究開発の資金もある。
今回は北京と違い、上海側から「団地や大学・人材のPR、優遇策など」の強い,売り込みがありました。
次の2点はびっくりしました。
・大学が開発団地を抱えており、そこに企業を呼び込もうとしていること。
・中国国際貿易促進委員会に長崎県国際交流課に1年留学していた方がいたこと。
次回は、今回訪中者と中国側の懇談会(日本料理:和桜)の模様をレポートします。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com
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