一家に1台時代へ3Dプリンター
もうあなたの手の届く価格が迫っている。
今や、最もホットな情報機器と言えば、3Dプリンターだと思う。
これまで、業務用の大きくて高い製品しかなかったが、ここ数年で一般の家庭・個人でも使えるよう、小型で低価格のものが次々と登場している。
実際、3Dプリンターを使いこなすには3D CADの知識が必要ということもハードルが高いものだが、低価格になってきたことで興味を示す人も増えてきている。
3Dプリンターの小型化が進んでいるが、驚異的に小さなものがKickstarerの「iBox Nano」と言うものだそうだ。
価格は299ドル。日本円で約3万2,000円ほど。赤、緑、青、黄の光硬化樹脂と専用ソフトウェアがセットになっている。
サイズは85×110×235mm。重量は1.1kg。まさに手のひらサイズとなっている。出力できる造形物の最大サイズは40×20×90mm。最小積層ピッチは0.39μmと超高精細だという。実際に使ったことがないので、確信はないが。
3Dプリンターの使い道は、元々は工業製品のサンプルなどの試作に使われていたが、最近では医療分野やホビーの世界でも使用されてきている。
低価格化が進むと、家庭でも利用されるケースが増える。一家に一台の時代は来るのではないだろうか。ポイントは、手軽に買える点、小型である点がポイント。インクジェットプリンターのようになるのでは。
「3Dプリンターで何ができるか」。それは、使い方、アイデア次第ではないだろうか。まずは、学校など教育機関で使われ出したらスピードアップするだろう。そうなると、家庭の必需品になる可能性大だ。
この手のひらサイズで、低価格の「iBox Nano」が、もしや「一家に一台、3Dプリンター」という時代の幕開けになる製品になるかもしれないといわれる。動向を見守りたい。
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