日本版画会北陸支部研修会が、”ひみのはな”で行われた。
午前中、版画教室で、12時までのを30分早く終えて、昼食してから出発した。富山から1時間10分ぐらいかかった。
午後2時から始まるのに、みなさん、15分前ぐらいにもう~集まっておられました。
チューリップの絵は、下絵と版画で摺った作品を2種類持って行き、1枚はバックのマチェールを版で摺ったのと
バックにグラデーションをかけたのと2種類持って出たのですが、先生方(日展作家さんたち)は、
「下絵の方がいい」と言われ・・・・・ちょっとショック。
下絵の方は、7本ほどある花全部、紫色にしてあったのだが、バックは真っ白。
だから色彩的に良かったのかもしれないが、真っ白にするわけにはいかないだろうし、紫色で摺ったとしてもバックの色を
いれると、また雰囲気が違ってくるだろう・・・・・と思う。
雪景色の相倉の中間の山をどのようにしたらいいか?と聞くと、白で杉の木を表現したらいい、との意見。
他にもいっぱい聞きたいことがあったのだろうが、・・・一人10分では・・・・時間が足りない。
他にもたくさん、素敵な摺りの版画を見せられて、。・・・・・・自分も頑張らなきゃ!とつくづく・・・・思いました。
私はといえば・・・・・・
水彩で描いた30号のボード(朽ちたトタン屋根の小屋の横に、洗濯物が干されている風情)と、3月にスケッチに行った
剣の山と川の雪景色のスケッチブックを見せて、批評してもらった。
トタン屋根の絵の方は、トタン屋根の上の方に樹の葉っぱの緑が描かれているが、そこを、10センチぐらいカット。
下の方の車道をカットして、歩道に影があるように、下も10センチぐらいカットした方がいい。・・・・と言われました。
一番、嫌な場所をカットすると・・・・ああ~版画で作ってみたい・・・・と思うようになりました。
今年の秋の作品は、ホタルイカをやってみようと思っていたが、友人(色鉛筆作家)に聞くと、
「ホタルイカミュージアムへ行って、ほたるいかの習性を勉強してきた方がいい、なぜホタルイカが”身投げ”するのかとかを知ってから
下絵を書くといい」と言われた時点で、やる気をうしないつつあったのだ。
5時で研修会も終わり・・・・・6時15分から懇親会が行われ・・・・・お料理も食べきれないほど出ました。
歌も次から次と歌ってくださり・・・・・・・それも、みなさん上手で、まるで歌手なみ・・・・・
ある男性など
「版画より歌には自信がある」というほど・・・・・歌に酔いしれて・・・・みなさん、うっとり~~~~。
ところが・・・・・宴会が終わって、部屋に帰ったころから8時半~2時間ほど・・・・・お腹が痛くなって脂汗が出て
トイレから出れなくなった。・・・・・・
仲間の一人が心配してくださり、トイレの前で声をかけてくださった・・・・・・有難うございます。
こんなこと、初めて・・・・・・食べ過ぎたようだ・・・・・
お風呂に入って・・・・・・11時ごろ就寝。
翌日は、
9:00にホテルを出発。3台の車に便乗して、山道へ・・・・・・
虹が島をみる・・・・・・・今日は、生憎雲がかかっていて、立山連邦は、うっすらとしか見えなかった
もちろん、カメラには映らないほどの・・・・・状態。
長坂風景を見る・・・・・日展常務理事塗師洋一郎先生の書かれた風景
長坂棚田風景
棚田の一つの田んぼが大きすぎて・・・・・絵にならない・・・・・と言われた。
大いぬぐす(樹齢500年 。1965年富山県指定天然記念物)
磯辺の磯部神社のフジが見事。
ホテルに戻り、各自の車に乗り換えて、番屋街めぐり・・・・・(お土産など購入)
海浜植物園の4階展望レストランボカルノで食事後自由解散。
本当に、今回の研修会は、会員の皆様の協力で有意義な研修会となりましたこと感謝いたします。
皆様、ご苦労様でした。
解散後、気心のあった5人で、高岡美術館で行われている「創元会展」を見てきました。
そのあと、内川へ廻り・・・・・帰路に。