今日は、版画教室でした。
公民館の鍵を開けてくださる方が仕事のため、わたしが行って鍵を開けなければならないと、・・・遅刻しないようにと出かけていきました。
GWに入ったせいか・・・・休む人が多く、来られた方は、2人でした。
あと1時間で終わる・・・と言うときに、新たに2人来られて、来月の日本版画会の研修会の日のために彫って試し摺りをしてきたと言う・・・・・男性。
金沢の兼六公園の雪景色を白黒の版に、雪の影をグレーで摺ってきてた。
手前の松の枝の奥に樹木があるのを、1版なのにその樹木を薄く摺って、遠近を表していた。
だが、手前の松の木の枝が一部、奥の樹木に溶け込んでいるから、手前の枝をしっかりと、真っ黒にした方がいいのでは?というと・・・・そうですねえ~と。
そして、雪の影をグレーではなく、薄紫色で摺ってみようか?っていうので、その方が美しいわね。という。
もう一人、女性の方。
ピエロの人形(楽器を演奏してる)を屋根の上に置いて、夜空に汽車が走ってる。・・・・メルヘンぽい図柄。
とても面白いと思う。ピエロの服が淡色になってるから、ボーダーにしたら?というと、他の男性が、履いてる靴、みんな赤色にしたら?と・・・・・
そして、
「先生はどんな絵ですか?」って聞く
「ええ~~~~~~わたし?・・・・わたしは、まだ何も書いてないのよ・・・手ぶらで行こうかとも思っているの」っていうと
「先生は、すぐ作れるから・・・・それでもいいよなあ~」と。
(そんな~~~~やっぱ、ちゃんと頑張って下絵を描いていくか~~~~~!!)
新人の方で、一生懸命に今彫ってる方。細かくて大変だ!というってる。
彫りが浅いから6層の版木だから、片面1層は彫って周りをさらっておくように。・・・両端を彫り残しているから、この周りも彫っておかないと
というと、マットで隠すからいいのでは?という・・・・
「正確に言うと、版画は周りを白く開けてマットを入れないとならないのよ。白いところを汚している人は、マットで隠したりしてるけど、本当は
ダメなのよ。」っていうと、わかりました。と・・・・・
恒例の女性は、暑中見舞いを彫っておられた。ケマン草です。老眼鏡をかけて彫っておられたが、細かくて良く見えない・・・と言うっておられた。
で、金沢の雪景色をやってる男性に
「作品沢山持っておられるから、個展などなさらないの?」って聞くと
「今、北銀でグループ展やってるんですよ」っていう
「いつまで?」って聞くと
5月7日までとか。
GWで休みが多く・・・・・あとわずかですね。見に行ってきます。っていうと、
「全部見た作品ばかりだから、わざわざ見に行かなくてもいいです。7月にまた水彩や油絵をやってる仲間と栄ギャラリーでやるので、そっちを
見に来て下さい。」と・・・・・