『子どもたちに表現のよろこびと生きる希望を』土佐いく子 著
■子どもにとって先生の一言は重大
土佐先生のお話は初めて聞きました。ユーモアとほろっとさせる話、先生方(教師)がみんな、先生のような考え方をしていてくれればいいと思いました。この本も目に涙を浮かべながら読みました。私も小学校のころ、作文が大好きでしたが、6年生のとき、大好きな先生に「あなたの字は小さく書けるようになっただけで、1年生のときと同じやな」と言われ、それからは字を書くのがイヤになりました。先生の〝ひとこと〟って重大です。(女性・栃木県・学童保育指導員)
『いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!』石川康宏 著
■まずは知ることからはじめよう
地域の憲法9条の会に入会して、集会などで話を聴くたびに、もっと憲法を身近につかんで日常生活の中で憲法どおりの生活が送れるように、若い人にキッチリ送ってやりたい。〝まずは知ることから始め〟ながら行動しよう。(男性・尾道市・年金生活者)
『生活保護物語』浦田克己 著
■たいへん参考になった
自分自身、生活保護を受けておりたいへん参考になりました。人権も尊厳もあったものではありません。10円、20円で本を買って読んでいても文句を言われたり、自転車に乗っていても怒られたことがあります。肉親から果物を送ってもらったら保護費から差し引かれたこともありました。青森生まれなのですが、田舎に帰れと言われたり、誰かが私の名前と生年月日を使用し、働いた収入を返せと言われたこともあります。自分で住民税課に文句を言って取り消しましたが、とにかくひどい。早く死にたいです毎日です。(男性・札幌市・無職)