136億6000万円が173億200万円に。片や、139億8100万円が104億6700万円に。これなんの金額かわかりますか?
民主党と自民党がそれぞれ昨年受け取った政党助成金額と今年受け取る予定の金額です。やっぱりすごい金額です。これみんな税金です。もちろん他の政党(日本共産党は受け取り拒否)ももらっていますが。
毎年、国民1人当たり250円の税金が私たちのほとんど知らないうちに(と言っても一応新聞発表などはありますが)支払われています。正確には誰も250円をこの助成金のために払っているということでは無いのですが、金額計算のもとになる人口数に入っているので、国民1人ひとりが払っているというように理解してもいいかなと思います。
計算すると昨年支払った250円の内、107円が民主党に、109円を自民党のために使われたことになります。どっちの政党も支持していないのに何で、強制的に支払わされなければならないのか。
今から16年前の「政治改革」関連法ということで、寄って集って政党運営資金の自動入金システムを作ったというわけで、そりゃあ、受け取る政党はウハウハでしょう。民主党なんかは、本部収入の約8割を助成金におんぶしているそうで、これで地に足着けた活動ができるとは思えませんが。
まあ、税金の無駄使いの最たるものです。ここを事業仕分けしないで、どうするのかと…。そんな民主党のトップ2人の「政治とカネ」問題です。どこまで知らぬ存ぜぬでいくのでしょうかね。
そういえば総選挙で掲げた「企業・団体献金の禁止」マニュフェストはどうなっているのかと。そりゃあ、やる気ないわなあ…。