半沢直樹、終わってしまいましたね。楽しませてもらいました。続編にも期待しましょう。
ところで、彼が入行したバブルの時期、大手銀行はどこも大儲けをしましたが(その後バブル崩壊)、そこは過密ノルマ、深夜残業、過労死、自殺、暴言上司など荒廃した職場が広がっていました。
そんなことはドラマにはほとんど描かれていませんでしたが、実はそんな労働現場の実態を告発しながら果敢に闘っていた人たちが現場には少人数ですが存在していました。その人たちが書いた本がこの3部作です。
第1作目は10刷、第2作目は23刷までいき、小社刊行物史上最多刷部数となるほど話題になりました(返品もそれなりにありましたが^_^)。
その後、次々に銀行が合併していきましたが、そこで働く人々にとっては、その実態は今もあまり変わりは無いんじゃないでしょうか。
ということで、半沢直樹が注目された今、再びこの本たちを倉庫の眠りから覚ませてあげたいと思っています。
やられたらやり返すという、上司と部下の下剋上世界の話に溜飲を下げているだけでは…、と思います。
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