一昨日のこと。声の印象からだけど、ちょっと年配風の男性から電話があった。
新聞広告を見られての電話だったようだが開口一番、「とても良い本を出して頑張ってますね」とお褒めの言葉をいただいた。
滅多にこういう電話を受けたことがなく、匿名の電話だったこともあって少し警戒気味に「ああ、はい、ありがとうございます…」という感じで対応していたら、「これまでどんな本を出されてきたのか。そういうことがわかる本はありますか」と聞かれたので、『機関紙の歴史 戦後編』という上製本の本を紹介してさしあげた。
この本には機関紙出版の創立からのことが書かれてあって、どういう出版社なのかわかってもらえると思ったからだ。
4千数百社ある出版社の中の小さな小さな1社に過ぎないが、こうして歴史にまで触れて関心をもってもらえるとは、実に驚きであった。
機関紙協会の出版活動は、それこそ戦後まもなくから行ってきたが、株式会社としての創立が1978年。今年で38年目になる。
どこまで続けられるかわからないけど、目標を50年とすると、あと12年。うーん、70歳かあ! まさに気力と体力に掛かっていますね。
ありがとうございます。