うーん、来年4月から出版物の価格表示が現在の「本体価格1000円」(税別)表示が、税込表示に変わるらしい。特別措置期間が終了するためだそうだが、これはまずいですね。
本体価格表示なら消費税がいくらに変わろうと特に対応することはなかったが、内税だと税額が変わるたびにいちいち価格表示を変えないといけないので、本のカバーやスリップなどの刷り直しやあるいは表示を貼るなど、余分な費用がかかってしまうし、そもそも在庫を売る商売なので、古い本まで遡って対応することになってしまう。その手間と費用はバカにならない。消費税3%が導入された時の愚は繰り返したくない。
まだ出版業界がどんな対応をするのか不明だが、これによってさらに落ちこぼれる出版社が出てくるだろうな!