中央教育審議会が「学習内容の3割削減」廃止、授業時間増加などを打ち出し「学力」向上対策をまとめました。しかし、授業時間の増加や学習指導要領の見直しで本当に「学力」が向上するのでしょうか。大事なことは、いかにして子どもたちの知的好奇心を旺盛にし、やる気を起こさせるかです。そこでこの本では、子どもたちにどのようにして「やる気を引き出す子育て・教育」をしていくのかを考えてみます。
●書名 やる気を引き出す子育て・教育~教育改革「3法」への疑問から
●著者 田中 敏夫 1931年兵庫生まれ。「神戸作文の会」創設に参加、40年間の教師生活後現在、神戸子どもを守る会会長。2002年より「タンポポ親子クラブ」主宰、1993年国民平和行進で東京~広島間を通し行進90日間。著書多数。神戸市須磨区在住。
●四六判/216ページ、定価/1500円(税込)
●ISBN978-4-88900-848-7
●発売予定日 12月初旬
●主な内容(目次から)
第1章 勉強にばかり気をとられていると子どもの真の力を伸ばせない
第2章 子どもは自分の力が発揮できる場を求めている
第3章 実体験が子どもの心を育てる
第4章 〈勝ち組〉になる教育は〈競争主義的教育〉から引き継がれてきた
第5章 深刻さ増す「いじめ」・「虐待」
第6章 子どもの「やる気」を引き出すことの肝要さ
第7章 教育「改革」3法で、今後いっそうの困難が
第8章 教育基本法が「改正」された今こそ憲法を守る力を
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